波の下で | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

強い海風が

海面を撫で続け

ささくれた波を隙間なく作って

何をも寄せ付けない


職場でずっと怒っている人がいる

そのくせ褒めて欲しいと言い

嫉妬もすると言う

世界の中心に立とうとする人だ


周りの人は

少しずつ疲れ始めている


海の中では魚たちが

穏やかに泳いでいるだろう


本能的に一定の距離を

保っている人だけが


疲れを知らない幼子のように

自分の世界で無邪気に遊んでいる