波の下で強い海風が海面を撫で続けささくれた波を隙間なく作って何をも寄せ付けない職場でずっと怒っている人がいるそのくせ褒めて欲しいと言い嫉妬もすると言う世界の中心に立とうとする人だ周りの人は少しずつ疲れ始めている海の中では魚たちが穏やかに泳いでいるだろう本能的に一定の距離を保っている人だけが疲れを知らない幼子のように自分の世界で無邪気に遊んでいる