男と女の終わらない会話「白濁」 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

男の人ってこういう時

どう思ってるのかな?


いきなりの恋愛話に

僕の凪いだ心に

さざ波が起きる


もう何十年も前の記憶が

波間に現れては消え

白濁する


この浮遊感はなんだろう

僕はその場をうろついて

無駄な動きが止まらない


そして自分に言い聞かせるように

はっきりと大きな声で答えた


男はみんな単純で馬鹿だから

なんにも考えてないよ