淡い目論見 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

君の淡い目論見は

形を作ることもなく消えた


また次の機会を待つ間に

今日のことも忘れてしまうだろう


あの人にもう少し

思いやりがあったら

なんて愚痴に時間を取られ


左右の履物が違ってるのに

気が付かない


風に揺れるカーテンの裾に

重りが入っているのを知っているか

その方が早く元に戻れるんだ


ほつれた糸は

だらしなく伸びるばかりで

風が止んでもずっと揺れている


君は優しくない人の

優しそうな声に惑わされているから


何かひとつを切る為の

鋏を手にしなくちゃならない