風 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

ふと足を止めてしまったのは

風がなかったから


風になれなかった空気は

頬に絡みついて僕を誘う


走ってしまえば

頬に当たる空気は風になる

だけど本当は止まっているから

風になったのは自分だ


走り出してしまうと

いつかは走るのを止める決断が

必要になる


でも本物の風は

いつもずっと風のまま

絶え間なく吹いている