誰もいない夜道 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

日に8000歩の目標に

850歩足りないと

風呂上がりに気付いて歩きに出た


午後9時

街灯が作った僕の影は

歩く度に伸びて10mほどになった

小学生の時はこれだけで充分遊べた

今は何も思いつかない


右肩を少し上げると

影はすぐに反応した

遊びたいんだろう


空一面の雨雲で星はひとつもない

人にも猫にも鵺にも出会わない


みんな家の中で

それぞれの生活をこなして

寄り添ってふざけ合って

笑ってたらいいなと思う


僕の影は夜に紛れて

消えてしまっていた