誰もいない夜道日に8000歩の目標に850歩足りないと風呂上がりに気付いて歩きに出た午後9時街灯が作った僕の影は歩く度に伸びて10mほどになった小学生の時はこれだけで充分遊べた今は何も思いつかない右肩を少し上げると影はすぐに反応した遊びたいんだろう空一面の雨雲で星はひとつもない人にも猫にも鵺にも出会わないみんな家の中でそれぞれの生活をこなして寄り添ってふざけ合って笑ってたらいいなと思う僕の影は夜に紛れて消えてしまっていた