すっぴんと未確認情報 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

朝寝坊したというその女性は

すっぴんでやって来た


本人からそう言われるまで

気付かなかったけど


前髪をかきあげて「ほらっ」と

ほとんどない眉毛を見せられてやっと

そうなんだと思った


「でもいつもと変わらないけど」


本当にそう思って言ったけど

それが失礼な発言だったか

どうかは今も分からない


「じゃあ女の人のどこを見てるの?」


「ぼんやりと全体をなんとなく。

男ってみんなそうなんじゃないかな」


未確認情報だけど