雨のち曇りのち雨 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

自転車で行くから

雨なら行かないよと言った日に

雨が降ってそして止んだ


道は充分に濡れて

信号機の赤い点滅を跳ね返している


街は充分に濡れて

人通りは散り散りのまばら


フードを被った二人

小学生の女の子が前を歩く母に

ずっと話しかけてるのに

母はまた降り出した雨に

顔をしかめていた


子供たちの無邪気さは時に残酷で

大人から時間を奪ってしまう


僕の厚手の上着にも

水玉模様が増えていった