だから黙っておこうと思う | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

冷蔵庫の冷凍庫に

見慣れないアイスを

見つけてしまった時


恐らくこのアイスの

持ち主であろう君は

お風呂に入っていた


そうでなければ僕は

このアイスは誰のものかと君に聞き


君は僕の言葉が終わる前に

「私のだから食べないで!」と

言ったに違いない


君がお風呂に入っている

という現実は強く僕の肩を押す


押された肩のずっと先にある指は

確実にそのアイスを捕らえ

僕の腹は決まっていた


ところが残念なことに

そのアイスは美味しいとは言えず


お風呂上がりに

アイスを食べられた現実と

僕の心ない評価を知ったら

君は頭から湯気を出して

「今すぐ買ってきて!」と

本気で言うに違いない