静寂の模様 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

小雨の中を行く


このあと止むのか

さらに降るのか


空を見上げても答えは見えず

上着に増える水玉の模様


少し急ごうかと

ペダルを回すと


川の流れ

行き交う人

揺れる枝

風の音

虫の声まで

急いでいるようで

騒がしい


ペダルを止めて惰性で行けば

すべてが後ろに過ぎ去って

静寂の模様の中へ


雨は気にならなくなった