虹の曼陀羅 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

長い雨が終わって
傾いた陽が西の空から出た時

辺りはセピア色に
でもしっかりと輝いていて

絶え間なく注ぐ光が作る
虹色の曼陀羅が
一瞬も留まることなく動く

今すぐ
君に教えてあげたいけど

街並みが懐かしさに染まって
僕を抱きしめる

それは僕が生まれるずっと前の
誰かの記憶

人間は生きてるだけで悲しいけれど
悲しみは歓びの中にしか生まれないと
教えてくれている