月とブロッコリー | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

霜月の夕暮れは
夜をためらわない

木々は影をなくし
北風にざわつく

誰にも見つけられなかった月だけが
陽を浴びて夜が始まる

君は僕の苦手な
ブロッコリーを茹でて

信じられない位に細かく刻んで
マッシュポテトに混ぜたけど

月のような存在感で
僕の舌を刺激して
僕の心がざわつき
僕の箸はためらう

だけど君は決して許さず
僕は月夜に沈む