掌 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

雨音が
知らない誰かの笑い声に思えて

さみしい仲間だけが
訪れる夜

何かをつかんでは
手放してきた掌を
今一度見つめれば

君はつかんだ感触だけを頼りに
生きていこうとしている

もうつかんでは
いないのに

強く手を振ったからといって
サヨナラ出来たとは言えないけれど

何もつかんでいないのを
知ることは出来る



※泣いてしまいそうな友へ