陽だまり思い思いのパンを選んで妻に支払いをお願いして待つ間に店前に置かれたベンチに僕らは腰を下ろした「三月にもこんなに気持ちいい日があるんやね」「日射しがあたたかくて風が少し冷たいって最強や」君の中学生らしい表現に僕は心がゆるんだ小さな君は猫みたいに地面に寝転がっている「お待たせ」僕らはちっとも待っていなかった