月と朝日と銀杏の夢 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

午前七時半
いつもの時間に家を出た

「ほら、まだ月が残ってるよ」

僕が見上げた空を
君も見上げるけど

寝ぼけ眼のその瞳に
何が映っていたか

朝日をはね返す
銀杏の木がまぶしくて
視線をさらに落とすと
アスファルトに散らばった黄色

「葉っぱの上はすべるから
気を付けて歩きよ」

「うん」

君も視線を落としたけど
瞳には昨日の夢が
まだ残っていて

足取りは雲の上を
歩いているようだった