秋の朝 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

雲が止まっている

そんなことはない
窓枠を見つめていれば

ゆっくりと
動いているのが解る

とんびが旋回して
飛蚊症の透明の影が動いて

背景の雲が
止まっているようだった

忘れているのか
起こしてと言った時間を
過ぎているのに

君は僕を通り過ぎて
洗面台の前で
歯ブラシを口にしてる

もしかしたら
とんでもない時間が
通り過ぎたのかも知れない

深くは考えず
気付かないふりをしよう

今はその方が
いいに決まってる

もう秋なのに
今日は暑くなりそうだ