ダレ | 君を殺しても

君を殺しても

THE NOSTRADAMNZ Lucifer K nemoto

お久しブログです。
ルシファー担当の根本です。

1回目のローグワンからもうこんなに経つんですなあ。
先日、2回目のローグワン観てきましたよ。
3回目は未定だけどソフト化してからでいい気がしてきた。

2回目観てて、実はコレ この世界の片隅に と似てる話なんじゃないかと思ったり。
大きな物語の中の、持たざる者たちを描いた小さな物語、的な。
「大義」の中に自分なりの動機を見出して(見いださざるを得ない状況に置かれて)自分がどうあるべきかを考えて、それを実施する女性、というところにおいて似てるかもなあなんて思いました。
テイストと切り出し方と結末は違えど、ざっくりした素材的には共通する気がします。

じゃあなにってことでもないのだけれど、
大きな物語(歴史)においては誰もが主人公ってわけではないものの、誰もが小さな物語(個々の人生)として切り出すと主人公なのであって、小さな物語は大きな物語を構成していくし、大きな物語は小さな物語へ否応なく干渉してくるという相互関係って、人間が個々それぞれとして生きる限りは絶対にそこにあるんだと思う。

そしてその縦軸の摩擦も横軸の摩擦も、ないほうが幸せじゃね?という考えが人類補完計画なんだと思う。
俺もちょっとそう思うけど、そうなったらイヤです。

で、大きな物語はどうにもならなくても、小さな物語は案外どうにでもなる気がします。
それこそ自分の物語をどういうフィルタで、どういうテイストで観るか、だけで意味合いが180度変わると思うんです。
桃太郎の話だって、骨子を変えなくてものほほんとした昔話風に語ることもできれば、SFと捉えることもホラーと捉えることもできるじゃないか。

ごっつのトカゲのおっさんなんてまさにそんなコントだと思う。

客観的にテキストにしてしまえば、あなたはあなたの人生を、悲劇とみることもできるし、喜劇として語ることもできる。
映画を観たり音楽を聴いたりして得られるのは、案外そのバリエーションなのかもしれないですね。
自分以外のフィルタで観た世界の疑似体験だったりするのかもしれないですね。

突然ですが、今年知ってイイナと思ってよく聴いてる曲を紹介します。


これすごくいいです。
全然死ぬ程興味なかったんだけど、この曲は超かっこいい。カバーしたい。


これもすごくいいです。
聖飢魔IIは蝋人形の館のイメージが強いけど、実は胸キュン美メロ曲がすごく多い。
これは青春のやりきれなさと儚さが爽やか且つエモーショナルに歌われていて好きです。


これもすごくいい!
去年の暮れくらいから割とよく聴いてるんですが、なんか冬っぽいというか、曲に透明感があるよね。
パラモアは今まで全然聴いてこなかったけどこれを取っ掛かりに割と聴きはじめました。
今のところそんなにバンドごと好きな感じじゃないみたいだけど。

でもね、何よりこれですよ。


我々のTokyo e.p.ですよ。
多分これは我々にしかできないバランスと思う。
自分が主体的に参加してるのに、かっこいいって言うのが恥ずかしくないレベルで超かっこいい。
気取りもせず、ナードなわけでもなく、パンキッシュだけどドポップだし、かと言って愛だの恋だの誰にでもわかるようなことは少しも歌ってないし、ウルセェ音像だけど聴きやすい。

たぶん少なくとも俺の小さな物語上はずっと心に残るものができたなあと思う。
曲はライブでもやるでしょうけど、ジャケやMSSくんのリミックスまでひっくるめて大事にしたい一枚。

曲そのものは、もともと高校の卒業ライブに向けて作って1回か2回やったやつと、ハタチくらいの頃に付き合ってた女の子が好きすぎてそいつに向けて作ったやつと、二十代半ばのおはぎの頃に作ったやつと、今なう直近で作ったやつなので、個人的には割と人生をぐるりと振り返れる感じ。

まあどれが何なのかは今度ツイキャスかなんかで語ります。

次回は鳥肌実さんを俺がどれだけリスペクトしているかについて語ります。

さようなら。

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