まいど(=゚ω゚)ノ

稲木です。

 

今回は2026/01/上旬~03/上旬の間に製作した「B-747-400LCF"Dreamlifter"」の製作についてです。

 

ベースの作成・設計

 

 

今回は、市販で販売されているLEGO™のセット・icons「シャトル輸送機」をベースに製作します。

 

個人的には1から設計し製作することが多いのですが、今回この方法を取ることにした理由は、B747シリーズが外形にそこまで大きく変更せずに、様々な仕様に変更できることです。

 

このシャトル輸送機のモデルは、NASAでオービタ(スペースシャトル)の空中分離の研究や輸送を行ったN905NAです。

このN905NAを遡ると、アメリカン航空に所属していたB747-100型機(正式には、B747-123型機)のN9668でした。

 

ちなみに、NASAではN911NAというシャトル輸送機がもう1機あり、こちらは元日本航空機のB747SR-100型機のJA8117でした。

見分け方としてはアッパーデッキ(2階席)の窓の枚数で、N905NAが2枚、N911NAが5枚です。

尚、現在2機とも保存されており、N905NAがヒューストン宇宙センターのインディペンデンスプラザに、N911NAがジョー・デイビス・ヘリテイジ・エアパークにあります。

 

さて、話を戻しまして。

B747シリーズは様々な運用・用途に分けて多くの型式が製造されました。

旅客機型のみを大まかに挙げると・・・

・-100型

・SR型

・SP型

・-200B型

・-300型

・-400型

・-400D型

・-400ER型

・-8型

・・・大体この9種類に分けられます。

そこで、寸法等を調べていくと、驚くことに“SP型と-8型以外は胴体径だけでなく、機体全長と全高がほぼ同じ数値”です。

これはB747ぐらいの特徴で、他機種(例えばB737やA320シリーズ)の型式変更は搭乗人数を増減させる理由で機体全長を変更します。

B747の場合は搭乗人数の増減を目的とした点より、航続距離の増減に伴うもの、機体構造の強化、エリアルールの効果等といった理由が大きく、基準となる-100型から機体サイズを大きく変更することが無かったと考えられます。

 

そういう背景もあり、今回の製作は市販セット品のモデル機である-100型からの改造でブロックで作成する方法を取りました。

 

と、いうわけで。

 

 

まずは、真面目にセット品を組み、デザイナー(プロのビルダー)の組み方を勉強します。

 

 

 

まずは、オービタ。

こちらのベース機は、“エンタープライズ”。オービタの試験で使用された機体で、現在はニューヨークのイントレピッド海上航空宇宙博物館に保存されています。

 

 

 

そして、シャトル輸送機。

組み方を見ながら「こりゃあ、凄い」と感嘆しつつ、黙々と製作して完成。

 

(完成後の一言)

「・・・やっぱデカいな、この製品。」

 

 

さて、この製品の組み方を“Studio 2.0”という設計ソフトに入れ込み、今回の製作の目標である「B747-400LCF“Dreamlifter”」の設計を行います。

 

 

主翼と水平尾翼の設計変更箇所は少ないので、機体胴体・垂直尾翼・エンジンの設計を行いました。

レイヤ機能(ソフト内では“Step”と表記)を用いて、セット品を流用する部分と新たにパーツ購入する部分と分けて配置しています。

 

 

製作工程

 

 

パーツが届くまで、オービタは別場所へ移動し、尾翼と主翼も外して改造できる状態にします。

 

 

 

発注から2~3週間後、パーツがすべて届きました。

今回は国内とドイツの販売業者から購入しました。

(尚、ドイツから来たパーツは、B787で運ばれてきていました。)

 

 

 

まずはエンジンを作成。

自分でいうのもなんですが、エンジンだけは製品よりも実物に近づけられました。

 

 

 

次に、垂直尾翼を製作。

 

 

 

水平尾翼はシャトル輸送機の特徴の一つである追加垂直安定板を取り外す改修を行いました。

 

 

 

ちょっと寄り道で、オービタとの接続用の支柱部分を取り外す改造を施しました。

 

 

 

いったん尾翼だけ改造後のものを取り付けてみたのですが・・・

 

「・・・あれ?俺、ルフトハンザの-100型機作ってたっけ?」

(あまりにもそれっぽく見えてしまいました(;'∀'))

 

 

 

さて、本筋に戻しまして。

エンジンパイロンの色を変更します。

 

 

 

実機同様に、アッパーデッキ後部から尾翼前までを大幅に改造していきます。

 

 

 

完成!!

 

 

 

飛行姿勢もええ感じにできました。

ε-(´∀`*)ホッ

 

 

今回製作したB747-400LCF“Dreamlifter”は、諸々の都合で展示できる回数は限られますが、機会があれば展示したいと考えています。

どこかで見かけましたら、「・・・なんか、おもろいもんあるなぁ」と思っていただければ幸いです。

 

では、次の記事で( ´ ▽ ` )ノ

まいど(=゚ω゚)ノ

稲木です。

 

日本時間2026年3月18日の真夜中0時に、世界的に有名なブロック玩具であるLEGO™社から、新作市販品セットの内容が発表されました。

 

それは・・・

 

画像出典:lego.com

 

LEGO®Icons #11378「Douglas™ DC-3™ PAN AM®」!!

 

 

モデル機・DC-3の概要

 

DC-3は1930年~1940年代に生産された、世界の航空輸送変革の原動力となった傑作機で、民間航空機史上最も重要な機体の一つとされています。

また、軍用型である「C-47」、日本でのライセンス生産からエンジンを換装した「零式輸送機」、ソビエト連邦での生産機「PS-84」、「Li-2」等、多くの派生型も生産され、1945年までに1万機以上されたともいわれています。

 

1950年代ごろまでは世界各国の航空会社が導入し、日本でも日本航空(フィリピン航空からのウェットリース機運航)、日ペリ航空(現・ANA)、極東航空等多くの航空会社が購入・定期運航を行いました。

 

現在、百機単位で歴史保存(航空遺産としての保存)を目的に動態・静態保存が世界各地で行われており、航空ショーなどで飛行している機体があるとのことです。

日本では、DC-3の保存はエンジンのみ(個人所有)であるが、派生機のC-47に関しては2機保存されています。

1機は1958年にアメリカ海軍から供与され、海上自衛隊で1971年まで運用していたR4D-6Q型(?)が鹿児島県鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地史料館の屋外にて静態保存。

もう1機は、1944年にC-47として製造され第二次大戦に投入後、(FC-47)AC-47に改造された後にベトナム戦争でも投入。その後ベトナム空軍、ラオス空軍、タイ王国空軍に所属して1986年まで現役だった機体で、紆余曲折あり日本の映画にて使用された後に静岡県にて静態保存されています。

(・・・2機目、凄い略歴の機体です。尚、上記の映画の基となった機体はアメリカ・フロリダ州で個人所有にて保存されているとのことです。)

 

また、腕時計メーカーのブライトリング社が1940年に製造されたDC-3A(機体記号:HB-IRJ)の修復に出資し、2017年に日本にも飛来したとのことです。

 

なんだかんだ言って、日本にも縁が深い航空機の一つであります。

 

 

市販品セットについて

 

画像出典:lego.com

 

LEGO™社のIconsシリーズは、いわゆる「大人のLEGOブロック」と認知されている市販品セットで、どの製品をとっても、組み立てる技量や製品の鮮やかさ、作り上げた達成感は、折り紙付きといってもいいシリーズと感じます。

2023年に#10318「コンコルド」を発表・販売してから、本格的に航空機の分野にも進出し、2025年に発表・発売した#10360「シャトル輸送機」でもデザイナー(デザインチーム?)の熱意が発揮された製品と思います。

今回はパーツ数が1903個とのことで、以前の2製品と比べると少なめで、難易度も比較的低いかと考えられます。

(・・・それでも、対象年齢は18歳以上とされているので、お子様や苦手な方からしたら難しいやもしれません。)

 

尚、蛇足ですが上記の市販品にはモデル機があります。

#10318「コンコルド」のモデル機

⇒コンコルド試作初号機(機体記号:F-WTSS)。

#10360「シャトル輸送機」のモデル機

⇒B747-100型NASA仕様機(機体番号:N905NA、元アメリカン航空機)

 

 

画像出典:lego.com

 

発表された画像・動画を見て、個人的に「やっぱり凄いな」と感じたのは2点あり、

まず1点は車輪の格納が引き続き可能であること。

LEGO™社が販売しているシステムパーツ(一般的に皆さんがイメージするLEGO™ブロック)とテクニックパーツを巧く組み合わせ、実機と似た仕様で格納できるのは素晴らしいと感じております。

 

 

拙作のYS-11P・VIP仕様(52-1152)

 

もう1点は、低翼機の特徴である「主翼の上反角」を再現できていることです。

過去に自作でYS-11を製作した際に苦難したのが「低翼機特有の主翼上反角を再現すること」でした。拙作の場合は地球の重力と主脚の抗力を利用して地上駐機状態のみでの再現が何とかできた状況です。

今回の市販品では、飛行状態でも主翼の上反角を保っているように見受けられるので、どのような組み方をしているのか非常に興味があります。

 

 

画像出典:lego.com

 

さて、今後の販売状況等が気になっていますが、LEGO™社の公式サイトより4/4から販売・配送が開始されるとのことです。(一般の方)

日本のLEGO™ストアの店頭に並ぶのは、1~2年程度かかるのかな?と感じております。

(最近になって、店頭に並ぶ航空機シリーズが「コンコルド」⇒「シャトル輸送機」に変わったので、そこからの想定です。)

お値段は・・・一般の方からしたら、「高けぇよ!!」と言われてしまいそうな金額かと思います(;'∀')

 

 

さて今回の記事は、個人的にはワクワクが止まらない製品発表でした。

私はお財布と(製作予定表と)相談して購入するかを決めたいと考えております。

 

では、次の記事で( ´ ▽ ` )ノ

まいど(=゚ω゚)ノ

稲木です。

 

3/14㈯にセントレア(中部国際空港・RJGG/NGO)にぶらりと行ってきました。

 

 

現地の風景

 

 

3/14・午前10時前。

名鉄・中部国際空港駅到着。

 

 

セントレア

 

 

第一ターミナル・4階のスカイデッキに向かう途中に、ライトフライヤー(複製模型)が展示されています。

 

 

 

スカイデッキに足を踏み入れると、手すりの前に様々な案内板が設置されています。

様々な航空機や、セントレアや中京の航空産業にゆかりのある情報が記されています。

 

 

 

この時は、14番ゲートにアトラス航空のB747-400が駐機していました。

また、滑走路は北風運用(滑走路36使用)でした。

 

 

 

滑走路へタキシング中のDHL機。

帰宅後調べたところ、DHLエアUK所属のB777-200(登録記号:G-DHLW)だったとのこと。

(撮影時に妙な違和感を感じながらも、てっきりエアホンコン所属の機体とばかり思っていたので、分かった時に驚きが強かったです(;'∀'))

 

 

 

尚、国内線側はガラガラな状態でした。

 

 

 

そして、今しか見れない工事現場。

現滑走路の大規模改修時にも継続的な空港運用を可能とすること等を目的とした「代替滑走路プロジェクト」に関わる内容です。

現滑走路の東側に長さ3290mの滑走路を整備するにあたり、航空法で定められている制限表面(この現場の場合は転移表面と思われる)に適応するための工事です。

 

2026年3月末には施工が終わる予定とのこと。

 

 

 

さて、個人的に撮影したかったB747-400LCFですが・・・

・・・スマホのカメラの質なので、ちょっと荒い・・・(;'∀')

 

 

・・・というわけで、4階に鎮座している模型で代用することに(;'∀')

 

 

注意〈注意〉

・セントレアよりスカイデッキ利用の注意事項が記されております。

 注意事項をご確認の上で楽しんで利用してください。

 パソコンセントレア・スカイデッキ(セントレアのスカイデッキページに飛びます)

 

 

 

 

セントレアは過去に様々な表彰等を受けている空港です。

3階の出発ロビーに掲示されています。

 

 

 

 

さて、セントレアの付近には「FLIGHT OF DREAMS」という複合商業施設があります。

 

 

 

ボーイング社から寄贈されたB787-8の生産初号機(機体番号:ZA001、登録記号:N787BA)が展示されています。

 

 

 

展示機体との距離がとても近いです。

タイヤもスマホのカメラで、こんな感じに撮影できるほどです。

 

 

 

2階に食事を取るスペースにおいても、主翼端がとても近い場所にあったりします。

 

 

久々にセントレアに行きましたが、航空機を楽しめる空間・学べる空間の一つだと思います。

また、近いうちに行けたらいいな・・・

 

 

では、次の記事で( ´ ▽ ` )ノ