親愛なる皆様こんにちは
中井耀香です
大型連休真っただ中皆様いかがお過ごしでしょうか?
おかげさまで「令和占い」毎日沢山の方から読後の感想頂き感謝感激です
Amazonのレビューも日に日に増えて嬉しいです
こちらも併せてまたお知らせいたします
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そして、本日は昭和天皇のお誕生日の
昭和の日ですね
新しい令和の時代までカウントダウンととなって来ましたが、
私たち昭和人は、昭和、平成、令和と三つの時代を生き抜くことが出来、命が令和の時代まで繋がれた事が、唯々本当にありがたい事だなと
今朝も神棚の前で神様にお礼を申し上げました
私の祖父母は「明治生まれ」で、お祖父ちゃんは亡くなるまでふんどしで生きていました。
今思うと信じられませんが、それだけふんどしって便利だったんだろうなっとか想像します(笑)
「降る雪や明治は遠くになりにけり」と詠んだのは中村草田男ですが、昭和の初めの時点で、明治という文化が遠くなったと感じたという俳句です。
昭和は63年の歴史があり、世界の歴史の中で
「元号」が一番長く続いた時代でした
詳しくは去年の
昭和の日ですね。百姓(ひゃくせい)昭明(しょうめい)にして萬邦(ばんぽう)を協和す
に書きましたこちらから!
昭和の文化は戦前、戦中、戦後、復興、高度成長
など分けても多様に文化が変わった時でした。
でも年々戦争に対する記憶が薄れて行き、終戦記念日に黙とうしたり、外出を控えて慰霊する人も減り
昭和の時代では当たり前だった、祝日に国旗を掲げる家もほとんど見なくなったりして、やっぱり昭和は遠くになりにけり
となって行っているのかもなっと思ったりもします。
毎年昭和の日には、自分の中で昭和天皇に敬意を払い、そして昭和天皇が私たち臣民を身体を張ってお守りくださり、戦後のどん底から立ち上がる為に全国を慰問されるお姿や、常に臣民の為にお心をどれだけくだいて下さっていたのかの御心
に想いを向けて、
今ある幸せが昭和天皇のお陰だと
有り難く観じる一日としています
これは二年前のブログ
昭和の日に寄せてこちら。
それまでは毎年小林よしのりさんの
昭和天皇論を拝読していたのですが
今年の昭和の日は今年に入ってから繰り返し読んでおります
「昭和天皇物語」という
漫画を拝読させて頂きます。
これが実に良いんです!奥さん!
この昭和天皇物語は、陛下のご幼少の明治の時代から、時代が大正、昭和と進んで行き
現在3巻まで発売されています。
漫画になると、当然「絵」が描かれているので、ビジュアルで明治時代が蘇っていて
ご幼少期の昭和天皇の生活や、当時の日本の国の生活様式などもうかがえて、
こんな感じで祖父母や、もう一世代前の
曽祖父達が生きていたんだな~っと想像でき
当時に思いを馳せられます
ちなみに、今年2019年は明治152年になるそうですよ
昭和天皇は明治34年、1901年のお生まれなので
維新から30年以上経っているので、かなり近代化された、所謂明治らしい空気間の中でお誕生されたのだと漫画を読んで推察できます
この漫画は戦後マッカーサー元帥との会談のシーンから始まります
という、
マッカーサー元帥の回顧シーンから始まります。
前半は、昭和天皇の養育掛かりの足立タカさんとの物語が中心で進みます。
足立タカさんは10年間ご養育係を務められ(タカさんの22歳から32歳ごろまで)
その後「こころえ」という日記に
陛下に関わる時への注意事項などをしたためて次の方へ伝達する御心配りをされていました
陛下はご幼少の頃からの道端の名もない草花に関心を寄せ長くその草花をお調べになったり、池の中でミトコンドリアを探したりと、生き物すべてに心を向かわれ慈しまれるなど微笑ましいエピソードも満載です。
寝る時にご自分で創作されたイソップ物語をタカさんに聞かせていたなど、お側近くにいらっしゃらないと知る事が出来ない、ご幼少期、少年期の陛下のエピソードが満載です
明治、大正時代の国の中枢部にいた大人たちが、生まれ落ちた時からこの国を担うことを宿命づけられた若君を、間違わずお育ちになり
歴代天皇の様に、臣民を「おおみたから」と思し召される様に、民に向かう心を育てようと奔走する姿にも、なるほどーこれだけの人の影のご尽力が有ったればこそ、昭和天皇陛下が形作られたのだと知る事が出来ました。
Amazonのレビューにもいろんな視点からの意見が掛かれており、とても参考になりました。
中には私の著書も含め、偏った思考と自分の正しさに凝り固まった中身の薄いレビューをする人も居ましたが、そこは毎度スルーするしかないのが今のネット社会で生きる処世術なのかなっと思ったりしましたが、とても暗澹たる気持ちになるものです
ご紹介すると
未だ思い定まらぬ存在でしたので一読。
私の父は出兵を夢見て、学生のまま終戦を迎えた世代でした。
ゆえに、息子の私に語る大日本帝国は矛盾ばかり。
零戦を誇りとし、戦艦大和を褒め、昭和天皇には複雑なものを抱いておりました。
学校では「国の象徴として、以前のような権力を有しない」ことが強調された程度。
右も左も、ましてや国体など語るのは、大人すら敬遠していましたから。
私も社会に出るまで、いやほんの数年前まで、天皇に対して何か思うところすら無かったように思います。
大人それぞれの思いが異なり、一人の大人であっても思いが定まらない存在。
そうした考えを聞かされた私も、昭和天皇に対しては是も非も分からないまま、今日まで生きております。
天皇の存在を大きく感じたのは、東北の大震災でした。
当時の日本が余りにも不甲斐無く思え、そしてあの災禍。
あの時ほど、天皇と国家の存在というものを、思い知ったことはありません。
それだけ平和と経済成長を享受していた訳です。
世界の変化、日本を取り巻く不穏な出来ごと、それらを日本人として考える。
恐らく、私に欠けている視点は、この作中の時代に前例として示されているはずです。
私のように、日本という国を当たり前の環境として疑わなかった人に、この作品は読む価値がある
日本人なら必読の漫画!!
漫画として描かれている分、テンポは軽快で明快、読みやすくなっています。
しかしその軽快さ故にか、多少明解さに欠ける部分もある。他の方のレビューにもあるように、川村純義海軍大将や乃木希典陸軍大将から薫陶を受けた、幼少期の昭和天皇の御様子(川村大将に於いてはこの著にはない)をもう少し盛り込んで欲しかったです。当時の時代を生きた人々の空気感もさることながら、昭和天皇の後世の歩みに、大いに影響を与えたともいえるエピソードが数多くそこにあるだけに、じれったい思いが個人的には残ります。
ただ、良いものに変わりなく、巻末の皇太子殿下(昭和天皇)の発する言葉々々は涙(近頃は涙腺も緩みましたが)無くしては見れません。日本のこの時代の背景、皇室を中心とした人間模様を知る上でも名著たりえるのではないかと思います。
今後も期待大です!次巻が待ちきれません!!
などなど
レビューを読んで居ても、なるほどそんな見方があるのかとか発見したり
他に合わせて読んでみると良い本の情報などもあり、レビューも見応えがあるものばかりでした。
そして、
泣けます!涙腺崩壊します!
昭和天皇物語 (1) (ビッグコミックス) 648円 Amazon |