ゼミの先輩の訃報 | 一人暮らしアラフォー女子のうつ病闘病記

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こんにちは。


昨日の夜、共通の知人から、

ゼミの先輩の訃報の連絡をいただきました。


その知人は大学関係の知り合いではなく、

別ルートでたまたま共通の知り合いでした。


先輩は社会人入学の方でしたので、

わたしよりはかなりお歳上ですが、

まだ50代前半であったと思います。


大学で知り合った時にはすでに

お子さんが小学生のシングルマザーで、

乳がんサバイバーでいらっしゃいました。


再発の恐怖と闘いながら子育てをされ、

研究熱心でもいらっしゃり、

他人のための労を惜しまない方でした。


大学の先輩としてだけでなく、

わたしが急性胃腸炎にかかった時には

おかゆを買ってアパートまで来てくださり、

車を出して病院まで連れていって、

入院の手続きまでしてくださいました。


元夫がうつ病になり、

わたしがカサンドラ症候群になって

泣いていたときには、

ごはんに連れて行ってくださり、

ずっと愚痴を聞いてくださり、

先輩が参加されていた会の中に

似た状態の方がいるということで

会に招待してくださったこともありました。


わたしが就職を機に引っ越した後も、

何かとお世話をしてくださいましたが、

わたしが不義理をして会に出なくなり、

その後、なんとなく敷居が高くなって、

疎遠になってしまっていました。


コロナ禍にわたしがうつ病になったので、

大学時代の友人・知人とは、

ほとんど切れてしまったのですが…


1年ほど前に、急に何かの機会に

連絡をくださり、元気にしているかなど

聞いてくださいました。


わたしはうつ病をして、

しばらくいろんなところに

不義理をしてしまっていたけれど、

少しずつ交友も取り戻していきたいので

またお会いしたいなどと言った気がします。


もしかしたら、その時にすでに

ご病気が再発されていたのかもしれません。


でもその後、お会いできる機会もなく

このようなことになってしまいました。


******


大学のゼミの先輩方は

ご存じなんだろうか?と思い、

とりあえずわたしの携帯に

メールアドレスが入っていた

4人の方にメールをしてみました。


そのメールが生きているのかどうかも

分かりませんでした。


お一人からはすぐに返信があって、

別の先輩と一緒にお通夜に行ってきた、

お香典は辞退で、

お花だけゼミ一同で出した、

よかったら人数に入ってほしい、

とのことでした。


もうお一人からはさきほど返信があって、

また別の先輩と告別式に行ってきた、

とのことでした。


みんな知っていたのか…とショックでした。


お二人ともわたしより先輩で、

亡くなった先輩と学年が近かったので、

それで連絡が回ったのかもしれません。

わたしが連絡を回した

すぐ下の後輩はやはり知らなくて、

急なお知らせでショックです、

とお返事をくれたので。


でも、わたしが卒業後何年もしてから

指導教員と縁を切ったことは、

身近な先輩たちはみんな知っているので、

それでわたしにはゼミ内での連絡を

回してくれなかったのではないか、

などと勘繰ってしまって、

こんな時なのに、

そんな変なことを気にしてしまっている

自分が心底嫌になりました。


それに、わたしの不義理で一方的に

退会したとはいえ、

会での共通の知人もたくさんいたのに、

連絡をくれた知人ひとりを除いて

誰もわたしに声をかけてくれなかったとは…


自分の築いてきた人間関係が

いかに浅いものだったかを思い知らされ、

二重の意味でショックを受けています。


わたしが親しくしていた方は、

みんなわたしを置いて去ってしまう

ように感じます。