マグロ復元ショー -38ページ目

コインランドリーのふしぎ

今日、昼前に、コインランドリーに行こうと歩いていたら道路に落ちてたカード

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『やるぞうカード』なのに、宿題やったぞう?

これからやるぞう、というカードではないのか?

なら『やりとげたぞうカード』の方がいいんじゃない?
日付けを書き込めそうなプラカードを掲げてるし


やるぞう、なのに、やったぞう?
やるぞう、なのに、やったぞう?

と思ってたら、だんだん曇り空になってきた


コインランドリーに行って、洗濯機に洗濯物を入れたら、さっきまでの天気が、どんよりしてくる

ということが、ちょくちょく起こるのはなぜだろう?

さっきまでの、やるぞうカードの写真の明るさ


このように、コインランドリーというのは、とてもふしぎなところなのです

店名ひとつとっても

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洗濯物が、真っ白け、になるよ〜、みたいな意味なんでしょうが

家、にしなくても

まっしろ家の建物自体は茶色いし


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わからんではないけど

ヒグマやホッキョクグマよりはいいけど

アライグマは洗ったら、食べちゃうんじゃないの?


アライグマが洗ってくれるのか
アライグマが店内をウロウロしてるのか
そのどちらでも不安

ちゃんと洗濯機が洗ってるのを

「そうじゃあダメだ、貸してみ」とか

部活のOBみたいに余計なことしそうだし


じゃぶじゃぶするだけで、ちゃんと脱水もしてくれるかしら?

ドライグマも、いて欲しい


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てるてるぼうず、を軒先に吊るしてる時というのは

今まさに、雨が降ってる最中

♫てるてるぼうず、てるぼうず、明日天気にしておくれ〜

もう今日は諦めてる状況
全くもって洗濯日和でない店名

洗濯機だけでなく乾燥機も使え〜という、店主の願いを込めた名前なのか?


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乾燥一発

って何だろう?


きみも、近所にコインランドリーを見つけたら、ふしぎを、さがしてみよう!



夜、今度はビンゴカードが落ちてた
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55と59、2つしか開いてないのに、誰かもうビンゴ出ちゃったのかな?

55、59の周りを、少し穴あけ気味にしてる部分に、いらだちのようなものが見えますが

そんなことで最後までやらずに、カードを棄ててくような子には
やるぞうカード「ビンゴやったぞう」はあげられません

ゲーム実況

今日みんなで遊ぶのはこちら

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箱の中身は

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コタツの上とかに出して遊ぶ用ですね

テレビの『クイズ100人に聞きました』と同様に
2チームに分かれ、100人に聞いた問題に答える対戦ゲームなのですが

クイズなので、誰か1人が
司会の関口宏になって問題を出す役をしないといけません

出される問題は、実際にテレビで使われたと思しきイラスト付きのものが

1位から9位までの、めくるプレートがついた黄色い箱状のやつの横の青いつまみをクルクル回すと、中の紙が巻かれて、司会者側から見える小窓に次々と出て来ます

「問題、海水浴客の女性100人に聞きました
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最初は両チームの代表者1名が、早押しで回答権を得ます

爺「わかった!」
「では、お爺ちゃんチームの、お爺ちゃん」
爺「さがす!」

あるあるあるある〜!

テーレーテーレーテーン

…ピンポンピンポン!
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第4位

1位を当てられなかったので、回答権が相手チームに移ります

4位よりも上の答えを当てられたら、相手チームが残りのパネルを答える権利を得られます

「では、お婆ちゃんチームの、お婆ちゃん」
婆「…もう、海から、出られなくなっちゃう」

あるあるあるある〜

テーレーテーレーテーン

…ピンポン
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オマケで、第5位

爺ちゃんチームが上位をめくっていたので、残りのパネル回答権は爺ちゃんチームへ

妹「隠す!手で」
あるあるあるある
ピンポン

弟「タオルとかで隠す!」
あるあるあるある
ピンポン

爺「誰か呼ぶー!」
あるあるあるある
ピンポン

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やはり、上位は簡単

答え7つ全部めくれたら爺ちゃんチームの完全勝利ですが
1つでも残すと婆ちゃんチームに回答権が移り
婆ちゃんチームがパネルを当てられたら…
なんか結構逆転出来そうなくらいの点数がもらえます

「さあ、爺ちゃんチーム、残るは6位と7位のパネル」

妹「ウミガメみたいに、うつ伏せのまま上陸する!」

ブー!


弟「沖へ、沖へと泳ぎ、これ以上行っちゃダメ用に浮かんでる丸いブイを2つに割ると、ちょうどブラジャー状になるので、それを胸に着けて戻ってくる!」

ブーブー!


爺「他の泳いでいる女性の後ろから、潜水して近づいてブラジャーを奪って陸に上がろう

としたら、海の神の怒りに触れ、2千のおっぱいを持つ大女にされてしまったOLは
それ以降、武蔵坊弁慶のように、1000人のブラジャーを奪わないと陸に上がれなくなってしまったという

そこで浜の人たちは毎年、安全を祈願して海開きの日に千のブラジャーを流すようになったそうな」

ブーブーブー!

3人不正解でバツになったので相手チームに回答権が移ります

婆ちゃんチームは全員で一答だけ出来ます
それで残る6位か7位を当てられないと点数がもらえません

婆ちゃんチーム「せーの!貝がらで、隠す!」

テテテテッテ、テッテーン!
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オマケで正解

やったー

5人もの人が水着が流された時に海藻を探すんですね


関口宏「ちなみに残る7位の答えは…」

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4人もいるんですね



最後に、今回のゲームの中で、

あるあるネタとか
聞いて、そういうのあるよね、って笑えるネタとは、また別の

確かに100人に聞いた答えって、こういうのになるんだろうなぁ、と感心した問題


関口宏「中学生100人に聞きました、答えは6つ

テストの成績が悪かった時、お母さんに何と言いますか?」

4位から6位の少数意見はこちら
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そして、1位と3位は

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47人、ほぼ50パーセント、半数の中学生は言い訳しないんですね






残る2位は
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「今回ぃ〜、なんか問題が難しかったらしくて〜、そもそも全体の平均点が〜悪かったから〜、俺の16点って結構、普通の方だよ」



夏休みの宿題・観察日記

飼ってた金魚やメダカや昆虫が死んだ時にお墓を作る

となると墓標は大抵アイスの棒になる


が、子供の頃、金魚を飼ったりしてなかったからか、それを知らず

友だちの家に遊びに行った時に、あれ?


「なんで、お庭にアイスの棒、植えてんの?」と聞くと


そこの家のお兄ちゃん(小3くらい)に


「あれは、野生のアイス育ててんだよ」と嘘をつかれたことがある


「あれに、そのうちアイスが、なるんだよ」


「えー?野生のアイスなんてあるわけないじゃん」


「じゃあオマエ、何でアイスって木の棒にくっついてんのか、説明できんのかよ!」


と言われ、しばらくの間、信じてしまっていた



お店に並んでるアイスは人工の、あるいは養殖?栽培?されたもので


ごくごく稀少な野生のアイスがあり、あのアイスクリームというものは


棒の周りになる瑞々しい果肉なのだと



本来は、もっと寒冷地に生えるもので


日本の気候では温かすぎて、野生のアイスは実がなっても、すぐに溶けてしまい


棒だけが残っているのだと



あれから30年

我が息子(小1)が


「春にアイスの実を植えたのに、アイスが生えてこない」


と言い出した


歯医者の帰りに我慢した褒美に買ってもらったアイスの実を公園の地面に植えたらしいのだが

それ以来、歯医者に行くたび帰りに見ているが、生えてこないという


誰に吹き込まれたのか


時代は繰り返すのか


俺の時は苗木を植えてる設定だったのが


「アイスの実」を植えると生えてくる、に進化している


「うーん、アイスの実を植えても…、アイスは生えてこないんじゃないのか?」


と一応、言ってみると


「日本では生えるのは珍しいんだけどー


日本は温かすぎてー、生えてもすぐ溶けちゃうんだけどー


実から植えると生えてきやすい!」



これは…

どうやって気づいてもらうのがいいのか?

自分は、いつ気づいたのか?もう思い出せない



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「おい、家の前の公園に野生のアイスが咲いてたぞ」


「ウソ!」駆け出す息子


だが公園に着くと怒っている


「…お父さんが、普通のアイス地面に刺しただけだろ!」


「いや、お父さんもさ、何気なく来たらさ…」


「そこのファミマでおんなじアイス買ったことある!」


地面から引き抜く息子


「野生のは、こんなんじゃない!」



この日から父と息子の戦いが始まった





アイスの実を植えた、(正しくは埋めた)場所を妻に案内してもらう


「このへんでなんかしてた」


通っていた歯医者の近く、息子が1人で行くには家からは遠い公園

クルマで連れてってやるしかない場所であり、妻しか免許を持ってないことが功を奏した


七月終わりの日曜日、ちょっと今日はクルマで昼飯でも食べに行こうか、ということで家族で出掛け


クルマを立体駐車場に停める時に先に降ろしてもらってトイレに行くフリをして


(さらには、息子はクルマを立体駐車場のシャッターが開き、中に格納するところまで乗っていたいタイプ、だったこともよかった)


その間に公園に先回りし地面にアイスの棒を刺し、走って立体駐車場の前に戻り


「オマエがアイスの実を植えたところ、一応見に行ってみるか」


などと白々しく言い公園に向かう


「おい!来てみろ」


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「これ…棒だ!」


「触るなよ、野生のアイスは脆いからな」


「写真撮ってよ、宿題にすっから」

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この日から毎週末
息子の観察日記と

父親のビーチフラッグが


いや、走ってフラッグを取りに行くのとは真逆の

急いで走ってアイスを地面に突き刺して戻ってくる…、いやいやそれだけじゃなく

急いで走って、アイスをいい頃合いのところまで食べ、突き刺して戻ってくる、のが

始まった



「危ないから自転車とかで無理に、勝手に来ちゃダメだからな、昼間観察しても変わらないからな、アイスは夜、育つ」


「なかなか伸びないものだからなアイスは、伸びにくく溶けやすい、普通の植物と同じだからな」


などなど、自分でもよく分からない特性を帰りのクルマで色々喋っていた


次の日曜日

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そして次の週
一週間後の日曜の前に、8/11(金)が山の日で休みだったので見に行くことに

そこで観察が最大の盛り上がりを見せる

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「チョコだ!」

「チョコみたいのが、付き始めた!

このアイスは、多分、チョコだ!」

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しかし好事魔多し、この2日後、観察日記が最大のピンチを迎える



8/13(日)
見た途端息子が「あぁー!」

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やはり夏には

「ほんの少〜し、実がつき始めてきたぞ」を演出するのは無理だった

溶けて落ちてしまった

地面に刺した時に、ん?と何とも脆そうな気配がした

が、急げば何とかなる!と思ったが無理だった

「片側だけ、やっぱり陽の当たる方からアイスも、なっていくんだな〜」

なんて言うつもりで食ったのが裏目に出た


「これで、もう、全部落ちちゃうかな?」

「また来週な、また来週、観てみよう!野生は強いから、な」

で次週
溶けを心配して
ちょっと育ちすぎたか、(食わなさ過ぎたか)とも思ったが

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そして昨日ついに

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観察日記が最終日を迎えた
来週はもう二学期が始まっている


こんなにちゃんと、夏休みの宿題の自由研究をやり切ったのは、俺
もしかして、初めてかも知れない

小学校も中学校も何か宿題のためにやったとは思うが、適当に過ごして来て、まともに何か研究、観察した覚えもないし

息子のための捏造とはいえ、初めてちゃんとやり切ったかも知れない

捏造なのが心残りだが、息子には自分が小学生の頃には得られなかった、最後までやり切ること、達成感を

これからも色んなことを、研究、観察、チャレンジしていってくれる子に


なんて思っていたのだが

実は息子は、もう8月の初め頃には
「アイスの木なんてものは無い」と気づいており

幼いながらも、張り切っている父親のことを落胆させないように、気づいていないフリをして研究を続けていたのだ

と妻から聞かされるのは、この日から6年の後のことであった