YAMAHA スピーカー AST-S1の改造記(1) | ステレオ匠 人見隆典のブログ

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ピュアオーディオを40年以上趣味で研究してきました。
その結果市販のスピーカーを超高音質なスピーカーに改造する方法を確立しました。
これを広めて豊かな音楽のある生活を普及させたいと思っています。

ヤマハのアクティブサーボスピーカーAST-S1の改造記です。このウーハーはヤマハの専用アンプとの組み合わせで低音の再生を行うので、普通のアンプでは当然低音は出てきません。でも、スピーカーの持っている潜在能力は高いと思われるため改造してみることにしました。専用アンプは持ってないのですが、マルチアンプ構成にして低域を40cmクラスのサブウーハーと繋げばきっと良い音で鳴ると思います。




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ウーハーのエッジは崩れ落ちていてほとんど失くなっています。これではASTの効果は出ないですね。音も確認できませんでした。ユニットを外してみます。







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16cmウーハーは防磁型で磁石が見えませんが1.9kgもある重量からとても強力な磁気回路を持っていることが解ります。この重さは25cmウーハークラスの重さですね。フレームもアルミダイキャストの頑丈なもので、コーン紙はポリプロピレンコーンでした。予定どうりユーインメソッドによる改造をおこないます。







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ツィーターは3cmドーム型でこちらも防磁タイプで強力そうな磁石がついていますね。こちらはこのまま使用します。







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エンクロージャーは3.6cm口径長さ14cmのポートが付いています。専用アンプでドライブするとこのポートから低音が出てくるそうです。ポートのおかげで内部に湿気が溜まってはいませんでした。内部の吸音材を取り除きクロスの内張りを行います。外部は黒の塗装がハゲているところを補修して透明の塗装で小傷を見えなくします。


さて、どんな音が出てくるのでしょうか?