北九州記念の馬券検討に欠かせないお宝トレセン情報 | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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厩舎OBという立場から、パーフェクトホースマンズの一員としてファンの皆様と違う視点で競馬のことを掘り下げたいと思います。

おはようございます。

元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。

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今日は、北九州記念について、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のYさん」から届いた報告を紹介しますね。

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滋賀県出身の中尾秀正君は、1990年の阪神3歳Sを勝ったイブキマイカグラや、2003年のジャパンダートダービーを勝ったビッグウルフなどを管理しとって、2009年の2月に調教師を引退した中尾正さんの息子で、1996年の桜花賞を勝ったファイトガリバーなどでお馴染みやった中尾謙太郎さん(2004年に引退)と、1997年の皐月賞とダービーを勝ったサニーブライアンなどでお馴染みやった中尾銑治(せんじ)さん(2006年に引退・故人)は、伯父にあたりますな。

そんな競馬一家に生まれた秀正君は、当たり前のように、「自分もこの世界で働きたい」と考えるようになって、1985年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月から親父さんの厩舎で厩務員をやって、11月からは調教助手をやっとりました。

2002年、調教師の試験に受かった秀正君は、2004年の3月に厩舎を開業しとって、同期には、秀正君と同じく親父さんが調教師やった池江泰寿君がいますな。

秀正君は、開業した年に8勝、2年目に15勝を上げると、3年目やった2006年には、「31勝・獲得賞金4億3740万円」っちゅう、今までで一番の成績を残しとって、2007年には、ビッググラスを使った根岸Sで初めての重賞勝ちを飾っとったし、その後も、CBC賞を連覇したマジンプロスパーとかがよう走ったんで、2017年までは、ほとんどの年で3億円以上の賞金を稼いどったんや。

2018年からの3年間は、勝利数が一気に減ってしもうて、賞金も3億円を大きく下回ってしもうたんやけど、その後は、

2021年→21勝・獲得賞金3億4295万円
2022年→25勝・獲得賞金4億2614万円

っちゅう形で巻き返しに成功しとります。

せやけど、去年は勢いが止まってしもうて、全部で17勝しか上げられんで、稼いだ賞金は「3億2706万円」と、一昨年を大きく下回っとったんや。

もちろん、今年を迎えるにあたって秀正君は、「一昨年までの勢いを取り戻さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、今年は、先週までに10勝を上げとって、稼いだ賞金が「1億9646万円」と、もう去年の6割以上になっとるんですわ。

そんな訳で、今の秀正君は、「この勢いを止めたらアカン」と考えとるんやろうし、今週は、1着賞金が4100万円の北九州記念にヨシノイースターを使いますな。

せやからワシは、「秀正君がこの馬をメイチに仕上げてくる」と見とったし、実際、ワシのところに届いとる、最終追い切りについての報告が、

「一昨日、坂路に入れられて、4Fが52秒2、終いの1Fが12秒2っちゅう時計を馬なりで出しとりました。今回は、前走の春雷Sから2ヶ月半振りのレースやけど、馬体に太め感がなくて、軽快なフットワークで走れとったから、力を出し切れる状態と判断できますわ」

っちゅうもんやったから、エエ走りが期待できるやろ。

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北九州記念について、「元調教師のYさん」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、万馬券を取りたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

「パーフェクトホースマンズ」のホームページ
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【 こ ち ら 】

元JRA馬主で、一口馬主クラブの代表も務めていた小栗範恭さんのブログ
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【 こ ち ら 】

今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。