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おはようございます。
元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。
今日は、高松宮記念について、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のOさん」から届いた報告を紹介しますね。
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高柳瑞樹君は、実家が北海道の門別にある生産牧場で、もちろん、彼は子供の頃から牧場の仕事を手伝っていました。
2017年、調教師の試験に受かって、2018年の3月に栗東で厩舎を開業した高柳大輔君は、瑞樹君の弟で、歳は二つ違いです。
高校生になってから馬術を始めた瑞樹君は、明治大学に進んでからも馬術部に入っていて、1997年には主将になっていましたし、その年に明治大学の馬術部は、「全日本学生三大大会」で団体優勝を飾っていました。
大学を卒業してからの瑞樹君は、1999年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月から吉永正人厩舎で厩務員をやって、次の月からは伊藤伸一厩舎で調教助手をやって、2010年に調教師の試験に受かると、その年の12月21日(火)に自分の厩舎を開業しています。
それから、実際に馬を走らせ始めた2011年が5勝、2012年が10勝、2013年が17勝、2014年が20勝と、順調に勝ち星を伸ばしていて、2015年には、今までで一番多い25勝を上げて、「3億2186万円」の賞金を稼いでいました。
2016年は、JRAでの成績が「22勝・獲得賞金2億9183万円」と、前の年の数字を少し下回ってしまいましたけど、地方で、ヴィータアレグリアを使った1着賞金が2100万円のマリーンCと、タマノブリュネットを使った1着賞金が3100万円のレディスプレリュードを勝っていたんですよ。
でも、その後の4年間は、
2017年→16勝・獲得賞金2億4834万円
2018年→16勝・獲得賞金2億4194万円
2019年→24勝・獲得賞金2億7497万円
2020年→14勝・獲得賞金2億6538万円
という形で成績が伸び悩んでいましたから、2021年の瑞樹君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、2021年は、ホウオウイクセルを使ったフラワーCで、JRAでは初めて重賞を勝つなど、「21勝・獲得賞金2億9972万円」という成績を残していて、勝ち星と賞金のどっちも、前の年を上回っていましたし、地方では、アイスジャイアントを使った1着賞金が3000万円のJBC2歳優駿を勝っていました。
そして、一昨年も勢いは続いていて、スターズオンアースで桜花賞とオークスを勝つなど、全部で18勝を上げて、稼いだ賞金は「7億6852万円」と、今までで一番の数字だったんですよ。
でも、去年は11勝しか上げられなくて、稼いだ賞金も「7億3091万円」と、一昨年を下回ってしまいました。
それに、今年も悪い流れが続いていて、トウシンマカオでオーシャンSを勝つなど、先週までに5勝を上げていますけど、他の馬があまり活躍できていないこともあって、稼いだ賞金が「1億0281万円」と、まだ去年の1割半くらいですから、今の瑞樹君は、「大きいレースを勝って一気に巻き返したい」と考えているのでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金が1億7000万円の高松宮記念にトウシンマカオを使いますので、私が瑞樹君でしたら、間違いなくこの馬をメイチに仕上げますし、実際、私のところに届いている最終追い切りについての報告が、
「20日(水)、南ウッドに入れられて、5Fが67秒7、ラストの1Fが11秒4という時計を馬なりで出していました。中京への輸送が控えているのと、前走のオーシャンSから中2週と間隔が詰まっていることもあって、今週は馬なりでしたけど、キビキビとした動きと引き締まった馬体が目立っていましたよ」
というものでしたから、いいレースが期待できそうです。
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高松宮記念について、「元調教師のOさん」から届いた報告は以上です。
さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、万馬券を取りたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。
「パーフェクトホースマンズ」のホームページ
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【 こ ち ら 】
元JRA馬主で、一口馬主クラブの代表も務めていた小栗範恭さんのブログ
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【 こ ち ら 】
今日は、ここまでにしておきます。
それではまた。