今日は「武豊君と私の関わり」をお伝えしますね | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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おはようございます。

元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。

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昨日、3月15日(金)は、武豊君にとって、「55歳の誕生日」だったんですよ。

武豊君と言えば、私は、2001年の3月4日(日)に中山の新馬戦でデビューさせた、カナハラサンサン(父カーリアン)のことを、今でもハッキリと思い出します。

この馬には、デビュー戦で、今は調教師の蛯名正義君に乗ってもらうつもりでしたけど、そのことを本人に伝えたら、蛯名君は

「その新馬戦は、たまたま先約があって乗れないんですよ。ただ…」

と前置きした上で、

「弥生賞でボーンキングに乗るため、その日はユタカが中山に来ますから、自分の代わりに乗ってくれるように頼んでおきますよ」

という話をしてくれましたし、実際、カナハラサンサンのデビュー戦では、武豊君が乗ってくれました。

蛯名君と武豊君は、競馬学校の同期ということで、かなり仲がいいのですが、それでも私は、カナハラサンサンのために最高の乗り役を確保してくれた蛯名君と、その依頼にしっかりと応えてくれた武豊君に、心の底から深く感謝したものです。

こうやって、「レースに馬を使う調教師と、その手綱を任された乗り役」という形で深く関わった武豊君が、大ベテランになった今でも現役バリバリで活躍しているのを、私は自分のことのように嬉しく思いますね。

今週、彼は、若葉Sのオルトパラティウムや、阪神大賞典のシルヴァーソニックなど、全部で12頭に乗りますから、もちろん、この馬達には、本人が、「勝って自分の誕生日を祝いたい」という思惑を込めているのでしょうし、手綱を任せた厩舎サイドも、「誕生日を迎えた武豊君に勝利の喜びを」という思惑を込めているのでしょうから、どんなレースを見せてくれるのか、目が離せません。

ここからは、フラワーCについて、私の頼もしい仲間の一人、「馬主秘書のIさん」から届いた報告を紹介しますね。

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平田修オーナーは、テレビCMなどでよく目にする、「家庭教師のトライ」で有名な「株式会社トライグループ」(東京都千代田区飯田橋)の創業者です。

立教大学の経済学部を卒業後、学習塾を個人経営していた平田オーナーは、1987年の1月、「富山大学トライ」というサークルを設立し、家庭教師の派遣事業を開始しました。

その後は、

1990年4月→「株式会社トライグループ」として法人化
1999年2月→全国47都道府県に拠点を展開
2000年4月→個別指導塾を運営する事業を開始

といった形で順調に事業を拡大しており、2005年の4月、平田オーナーの奥様であり、元女優の二谷友里恵さんに代表取締役社長の座を譲っております。

そして現在は、全国に約1100ヶ所の拠点を構え、登録教師数は33万人を記録するほどの大企業に成長しておりますので、一代でこの礎を築いた平田オーナーのことは、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょう。

馬主としての平田オーナーは、2003年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに50頭以上を所有しており、現在は、「新潟馬主協会」の相談役を務めております。

2019年のオーナーは、5勝を上げ、「7081万円」という賞金を獲得しておりました。

しかし、その後の3年間は、

2020年→2勝・獲得賞金5751万円
2021年→4勝・獲得賞金6242万円
2022年→1勝・獲得賞金4009万円

という形で数字が伸び悩んでおりましたので、昨年の平田オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。

実際、昨年は、特別レースを3勝するなど、合計で5勝を上げ、獲得賞金は「1億1195万円」というキャリアハイの数字となっておりました。

ところが、今年は先週までが1勝に留まっており、獲得賞金が「1989万円」と、まだ昨年の2割にも達しておりませんので、現在の平田オーナーは、「昨年の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。

そういった中、今週は、1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)のフラワーCにフォーザボーイズを出走させますので、私が平田オーナーであれば、同馬を預けている加藤征弘先生に対して、渾身の勝負仕上げを依頼するのは間違いありません。

実際、私の元に届いている、最終追い切りに関しての報告が、

「13日(水)、レースでも乗る横山和生君が南ウッドに入れて、6Fが84秒9、ラストの1Fが12秒4という時計を馬なりで出していました。今回は、前走から中2週と間隔が詰まっていますけど、コンマ7秒先行していた、3歳未勝利のギースバッハを追いかける形で、楽な手応えで差をグングン詰めて、最後はキッチリ同入していましたし、
追い切った後の息の入りも良く見えましたから、いい状態をキープできているのでしょうね」

というものでしたから、好レースが期待できると私は見ております。

なお、平田オーナーは、先述した通り、2003年からJRAで馬を走らせておりますが、まだ重賞を勝てておりませんので、今回は、「初めての重賞勝ちをここで」という思いも込められている筈です。

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フラワーCについて、「馬主秘書のIさん」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、万馬券を取りたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

「パーフェクトホースマンズ」のホームページ
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【 こ ち ら 】

元JRA馬主で、一口馬主クラブの代表も務めていた小栗範恭さんのブログ
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【 こ ち ら 】

今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。