東海Sで必ず買うべき、「調教助手時代にキョウトシチーを担当していた人物」が登録している1頭 | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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厩舎OBという立場から、パーフェクトホースマンズの一員としてファンの皆様と違う視点で競馬のことを掘り下げたいと思います。

おはようございます。

元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。

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今日は、東海Sについて、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のIさん」から届いた報告を紹介しますね。

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山田さんもよう知っとる通り、滋賀県出身の宮本博君は、親父さんが厩務員で、伯父さんに、乗り役としてタニノハローモアで1968年のダービーを勝った宮本悳(いさお)さんがおって、悳さんの義理のお兄さんには、1996年の桜花賞を勝ったファイトガリバーなどを管理しとった元調教師の中尾謙太郎さんがおる「競馬一家」に生まれとって、従兄に、サンドピアリスやダイタクヘリオスの乗り役としてお馴染みで、今は調教助手をやっとる岸滋彦君がおるんですわ。

博君は、お父さんの勧めで15歳の時に馬術を始めとって、京都産業大学の馬術部におった時には、関西の学生ナンバーワンになって、学生の日本代表メンバーに選ばれとったんや。

大学を卒業してからの彼は、1985年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月からは、中尾謙太郎さんの厩舎で厩務員をやって、11月からは調教助手をやって、調教師の試験に受かった2003年までの18年間、ずっと中尾厩舎に所属しとりました。

中尾厩舎では、1995年の京都新聞杯など、重賞を3勝したナリタキングオーや、1996年のシーサイドS(現在のエルムS)など、ダートの重賞を6勝して、ドバイワールドCにも遠征しとったキョウトシチーといった馬を担当しとりましたな。

2004年に自分の厩舎を開業した博君は、最初の年こそ8勝止まりやったけど、2年目やった2005年に15勝を上げると、2009年には、ベストメンバーを使った京都新聞杯を勝つなど、今までで一番の29勝を上げとったし、2018年には、クリンチャーを使った京都記念を勝つなど、24勝を上げて、「5億7252万円」の賞金を稼いどったんや。

せやけど、その後の3年間は、

2019年→11勝・獲得賞金3億2593万円
2020年→14勝・獲得賞金3億6145万円
2021年→17勝・獲得賞金2億6117万円

っちゅう形で数字が伸び悩んどったから、一昨年の博君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうな。

実際、一昨年は、フェーングロッテンを使ったラジオNIKKEI賞と、ロンドンプランを使った小倉2歳Sを勝ったり、ボルドグフーシュが菊花賞と有馬記念で2着になったりで、今までで一番多い「6億5965万円」の賞金を稼いどりました。

ただ、去年は12勝しか上げられとらんし、稼いだ賞金が「3億3340万円」と、一昨年を大きく下回っとったから、今年の博君は、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えとるんでしょうな。

そんな中、今週は、1着賞金が5500万円の東海Sにオーロイプラータを登録しとるんで、ワシが彼やったら、間違いなく気合いを入れて仕上げますわ。

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東海Sについて、「元調教師のIさん」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、万馬券を取りたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

「パーフェクトホースマンズ」のホームページ
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【 こ ち ら 】

元JRA馬主で、一口馬主クラブの代表も務めていた小栗範恭さんのブログ
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【 こ ち ら 】

今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。