元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。
![y-photo01.jpg](https://blog-imgs-147.fc2.com/y/o/u/youichiyamada/y-photo01s.jpg)
今日は、東海Sについて、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のIさん」から届いた報告を紹介しますね。
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山田さんもよう知っとる通り、滋賀県出身の宮本博君は、親父さんが厩務員で、伯父さんに、乗り役としてタニノハローモアで1968年のダービーを勝った宮本悳(いさお)さんがおって、悳さんの義理のお兄さんには、1996年の桜花賞を勝ったファイトガリバーなどを管理しとった元調教師の中尾謙太郎さんがおる「競馬一家」に生まれとって、従兄に、サンドピアリスやダイタクヘリオスの乗り役としてお馴染みで、今は調教助手をやっとる岸滋彦君がおるんですわ。
博君は、お父さんの勧めで15歳の時に馬術を始めとって、京都産業大学の馬術部におった時には、関西の学生ナンバーワンになって、学生の日本代表メンバーに選ばれとったんや。
大学を卒業してからの彼は、1985年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月からは、中尾謙太郎さんの厩舎で厩務員をやって、11月からは調教助手をやって、調教師の試験に受かった2003年までの18年間、ずっと中尾厩舎に所属しとりました。
中尾厩舎では、1995年の京都新聞杯など、重賞を3勝したナリタキングオーや、1996年のシーサイドS(現在のエルムS)など、ダートの重賞を6勝して、ドバイワールドCにも遠征しとったキョウトシチーといった馬を担当しとりましたな。
2004年に自分の厩舎を開業した博君は、最初の年こそ8勝止まりやったけど、2年目やった2005年に15勝を上げると、2009年には、ベストメンバーを使った京都新聞杯を勝つなど、今までで一番の29勝を上げとったし、2018年には、クリンチャーを使った京都記念を勝つなど、24勝を上げて、「5億7252万円」の賞金を稼いどったんや。
せやけど、その後の3年間は、
2019年→11勝・獲得賞金3億2593万円
2020年→14勝・獲得賞金3億6145万円
2021年→17勝・獲得賞金2億6117万円
っちゅう形で数字が伸び悩んどったから、一昨年の博君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうな。
実際、一昨年は、フェーングロッテンを使ったラジオNIKKEI賞と、ロンドンプランを使った小倉2歳Sを勝ったり、ボルドグフーシュが菊花賞と有馬記念で2着になったりで、今までで一番多い「6億5965万円」の賞金を稼いどりました。
ただ、去年は12勝しか上げられとらんし、稼いだ賞金が「3億3340万円」と、一昨年を大きく下回っとったから、今年の博君は、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えとるんでしょうな。
そんな中、今週は、1着賞金が5500万円の東海Sにオーロイプラータを登録しとるんで、ワシが彼やったら、間違いなく気合いを入れて仕上げますわ。
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東海Sについて、「元調教師のIさん」から届いた報告は以上です。
さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、万馬券を取りたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。
「パーフェクトホースマンズ」のホームページ
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【 こ ち ら 】
元JRA馬主で、一口馬主クラブの代表も務めていた小栗範恭さんのブログ
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【 こ ち ら 】
今日は、ここまでにしておきます。
それではまた。