中山金杯と京都金杯で必ず買うべき、「アナウンサーと結婚した調教師」が登録している2頭とは | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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厩舎OBという立場から、パーフェクトホースマンズの一員としてファンの皆様と違う視点で競馬のことを掘り下げたいと思います。

おはようございます。

元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。

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今日は、中山金杯と京都金杯について、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のHさん」から届いた報告を紹介しますね。

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福岡県出身の田中克典君は、1996年の皐月賞を勝ったイシノサンデーや、2000年のオークスを勝ったシルクプリマドンナとかを管理しとった山内研二君の厩舎から、2006年に乗り役としてデビューしとって、同期には、今も乗り役をやっとる北村友一君、田村太雅君、的場勇人君、黛弘人君とかがおって、2018年に美浦で自分の厩舎を開業した田中博康君も同期やな。

乗り役としての田中克典君は、1年目が8勝、2年目が12勝、3年目の2008年が15勝っちゅう形で順調に数字を伸ばしとったんやけど、4年目やった2009年目からは、1ケタの勝ち星しか上げられなくなってしもうたんや。

そんで、西園正都厩舎で調教助手の枠が一つ空くっちゅう話を聞いて、乗り役を辞める踏ん切りが付いたそうで、通算41勝っちゅう成績を残して、2012年の2月一杯で引退しとります。

その後、元々の予定通り、西園厩舎の調教助手になった田中君は、乗り役やった頃から、「いつか調教師になりたい」と考えとったそうやし、西園君から何度も勧められたこともあって、すぐに勉強を始めたそうで、2019年の12月に、5回目の挑戦で調教師の試験に受かったんですわ。

田中君は、シンボリクリスエスやゼンノロブロイとかの活躍を見て、乗り役になる前から藤沢和雄君に憧れとったそうで、何もツテはなかったんやけど、調教師試験の合格発表があった後、すぐ藤沢君に電話して、2020年の1月から藤沢君の厩舎で技術調教師をやっとりました。

その後は、中内田充正厩舎と矢作芳人厩舎で技術調教師をやって、2021年の3月に自分の厩舎を開業しとります。

ちなみに田中君は、矢作君の次女で、フリーアナウンサーをやっとる矢作麗さんと結婚しとるんや。

開業した年の田中君は、年末までに14勝を上げて、稼いだ賞金は「2億1935万円」と、調教師としてまずまずのスタートを切っとりました。

最初の年からこれほどの結果を残せたんは、藤沢君、中内田君、矢作君の厩舎で学んだことをキッチリ活かせとるからなんやろうな。

そんで、2年目やった2022年は、「27勝・獲得賞金4億9339万円」と、一気に数字を伸ばしとったし、2023年もエエ流れが続いとって、12月28日(日)までに31勝を上げて、稼いだ賞金は「5億1089万円」と、2022年を上回っとるんやから、2024年を迎えるにあたって田中君は、「2023年の勢いを止めたくない」と考えとるんでしょうな。

そんな中、今週は、1着賞金が4300万円の中山金杯にリカンカブールを、同じく1着賞金が4300万円の京都金杯にエンペザーを、それぞれ登録しとるから、間違いなくどっちもメイチに仕上げてくるやろうな。

実際、ワシのところに届いとる、最終追い切りについての報告が、

「昨日、坂路でこの2頭が併せ馬の形で追い切りをやっとって、どっちもいい動きやったし、どっちも気配の良さが目立っとりましたわ」

っちゅうもんでしたから、エエ走りを見せてくれそうですな。

それに、田中君の厩舎は、「2024年が開業4年目」と、キャリアが浅いこともあって、まだ重賞を勝てとらんので、この2頭には、「何が何でも初めての重賞勝ちを」っちゅう思いも込められとるとワシは見とります。

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中山金杯と京都金杯について、「元調教師のHさん」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、万馬券を取りたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

「パーフェクトホースマンズ」のホームページ
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元JRA馬主で、一口馬主クラブの代表も務めていた小栗範恭さんのブログ
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今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。