東京スポーツ杯2歳Sで必ず買うべき、「慶応大学の卒業生」が使う1頭 | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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厩舎OBという立場から、パーフェクトホースマンズの一員としてファンの皆様と違う視点で競馬のことを掘り下げたいと思います。

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おはようございます。

元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。

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今日は、東京スポーツ杯2歳Sについて、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のOさん」から届いた報告を紹介しますね。

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手塚貴久君は、地方の宇都宮競馬(2005年3月に廃止)で調教師をやっていた手塚佳彦さんの長男で、佳彦さんは、足利競馬場と宇都宮競馬場で29連勝したドージマファイターを管理していたことでお馴染みですね。

お父さんの仕事を考えると意外ですが、手塚君は、ほとんど馬と関わらずに育ったそうで、慶応大学の商学部を卒業する前には、大手飲料メーカーなど、いくつかの会社から内定をもらっていて、そのままサラリーマンになる予定だったそうですよ。

でも、大学を卒業する前に、佳彦さんと行った北海道旅行で牧場を回ったのがきっかけで、「競馬の世界で働きたい」と思うようになったそうです。

そして、手塚君の伯父にあたる、ライスシャワーの調教師としてお馴染みの飯塚好次(よしじ)さんに相談したところ、「それならJRAでやった方がいい」と言われて気持ちが決まったそうで、就職の内定を断って、当時、鵡川にあった西山牧場で1年くらい働いて、その後、1989年に競馬学校の厩務員課程に入りました。

ちなみに手塚君は、オーナーブリーダー・「ミルファーム」の代表をやっている清水敏(さとし)さんと大学の同期で仲が良くて、2005年の「三田祭」(慶応大学の学園祭)では、二人で一緒に講演会に出ていたんですよ。

競馬学校を出た後の手塚君は、相川勝敏さんの厩舎で厩務員をやって、佐藤全弘(まさひろ)さんの厩舎で調教助手をやって、1999年の3月に自分の厩舎を開業しました。

最初の年こそ8勝止まりでしたけど、その後は、2年目が10勝、3年目が15勝と、順調に勝ち星を伸ばしていて、2004年には30勝を上げていましたし、その後も、2010年が19勝だった以外は、毎年20勝以上しています。

それに、手塚君の厩舎は、開業1年目だった1999年に、ベルグチケットを使ったフェアリーSで初めて重賞を勝っていますし、その後も、アルフレードを使った2011年の朝日杯FSや、アイムユアーズを使った2012年のフィリーズレビューとクイーンSや、アユサンを使った2013年の桜花賞や、アジアエクスプレスを使った2013年の朝日杯FSや、フィエールマンを使った2018年の菊花賞と2019年と2020年の天皇賞・春など、今までに、GIの9勝を含めて重賞を37勝もしているんですよ。

ちなみに、少し前まで手塚君は「日本調教師会」の副会長をやっていて、去年の2月からは会長をやっています。

2017年は、セダブリランテスを使ったラジオNIKKEI賞を勝つなど、38勝を上げて、「6億8707万円」の賞金を稼いでいましたし、2020年までの3年間も、

2018年→26勝・獲得賞金7億4821万円
2019年→33勝・獲得賞金8億3875万円
2020年→33勝・獲得賞金10億3416万円

という素晴らしい成績を残していて、2020年には、賞金が初めて10億円の大台に乗っていました。

そして一昨年は、ウインマリリンで日経賞とオールカマー、シュネルマイスターでNHKマイルCと毎日王冠、ユーバーレーベンでオークスを勝つなど、「重賞7勝を含む45勝・獲得賞金13億3529万円」という成績で、勝ち星と賞金のどっちも、今までで一番の数字だったんですよ。

でも去年は、ウインマリリンで香港ヴァーズを勝ちましたけど、JRAでは重賞を一つも勝てずに終わってしまいましたし、全体の成績も「27勝・獲得賞金6億8644万円」と、一昨年を大きく下回っていましたので、今年を迎えるにあたって手塚君は、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていたのでしょう。

実際、今年は、ソールオリエンスを使った皐月賞など、三つの重賞を含めて先週までに30勝を上げて、稼いだ賞金が「11億2916万円」と、もう去年を大きく上回っているんですよ。

もちろん、今の手塚君は、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょうし、こういった中、今週は、1着賞金が3800万円の東京スポーツ杯2歳Sにフォルラニーニを使いますから、私が彼でしたら、お釣りを残さずメイチに仕上げますね。

実際、私のところに届いている最終追い切りについての報告が、

「15日(水)、南ウッドに入れられて、6Fが84秒2、終いの1Fが11秒8という時計を馬なりで出していました。1秒7先行していた、古馬2勝クラスのレヴォルタードを追いかける形で、強めに追われている相手との差を力強い脚捌きでをグングン詰めて、最後はキッチリ同入していましたから、文句ナシの状態でレースを迎えられそうですね」

というものでしたから、いいレースが期待できそうです。

それに、手塚君の厩舎は、今週、1着賞金が1億8000万円のマイルCSにシュネルマイスターを使いますので、フォルラニーニと同じ理由で、「こちらも勝負懸かり」と考えておいた方がいいでしょう。

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東京スポーツ杯2歳Sについて、「元調教師のOさん」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、万馬券を取りたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

「パーフェクトホースマンズ」のホームページ
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元JRA馬主で、一口馬主クラブの代表も務めていた小栗範恭さんのブログ
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今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。