小倉記念で高配当を取りたい方は必見です! | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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厩舎OBという立場から、パーフェクトホースマンズの一員としてファンの皆様と違う視点で競馬のことを掘り下げたいと思います。

こんにちは。

元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。

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今日は、小倉記念について、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のSさん」から届いた報告を紹介します。

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皆さんもよう知っとるように、高橋義忠君は、2011年に調教師を引退した高橋成忠(しげただ)さんの長男ですな。

成忠さんは、乗り役時代に、ヒカルポーラで1964年の天皇賞・春と宝塚記念を勝つなど、エエ成績を残しとって、シーエースで桜花賞を勝った1967年には、騎手リーディング1位になっとったんや。

調教師になってからも、ケイエスミラクルを使った1991年のスワンSや、メイショウバトラーを使った2006年のプロキオンSや、メイショウサムソンを使った2007年の天皇賞・春と天皇賞・秋とか、重賞を16回も勝っとりましたな。

義忠君が、調教師になろうと思うようになったんは、もちろん、親父さんが乗り役や調教師をやっとったからなんやけど、元々、義忠君は飛行機が好きで、大学では、経済学を学びながらパイロットを目指しとったそうや。

けど、その前に、「色々な世界を見たい」と思って親父さんに相談したら、「海外で馬を見てきたらどうや?」と勧められたんで、イギリスに行っとったんや。

向こうでは、英語の勉強をしながら、1998年と1999年のイギリスチャンピオンSを連覇したアルボラーダとかを管理しとった、マーク・プレスコット厩舎で馬のことを教わって、その奥深さに惹かれて「競馬の世界もエエもんやな」と思ったそうですわ。

当時のプレスコット厩舎には、1992年にイギリスとアイルランドの両方でオークスを勝って、凱旋門賞で2着だった後、ジャパンCに出走して1番人気で6着やったユーザーフレンドリーがおって、義忠君もこの馬を間近で見とったそうやな。

日本に戻ってからは、1994年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の1月から吉岡八郎厩舎で厩務員をやって、1996年の6月からは調教助手をやっとりました。

そんで、1999年の10月からは、成忠さんの厩舎で調教助手をやって、調教師の試験に受かった2011年まで、ずっとそこで経験を積んどったし、その頃、親父さんの厩舎には、2001年のシンザン記念と2003年の新潟記念を勝ったダービーレグノや、さっき名前を出した、メイショウバトラーやメイショウサムソンがおって、こういう走る馬を何頭も間近で見てきたんですわ。

でもって、義忠君は、2011年の3月に自分の厩舎を開業したんやけど、決まったんが、その年の1月半ばやったんで、開業するまでの間は、2日に一回は飛行機で北海道に行って馬を集めとりましたな。

その甲斐があって、年末までに11勝を上げて、「1億3982万円」の賞金を稼いどりました。

そんで、2014年には、クリノスターオーを使った平安SとシリウスS、サンレイデュークを使った東京ハイジャンプと、重賞を3つも勝って、「31勝・獲得賞金6億2235万円」っちゅう成績を残しとったし、2018年には、ファインニードルを使った高松宮記念で初めてGIを勝つなど、26勝を上げて、「7億4942万円」っちゅう今までで一番の賞金を稼いだんや。

せやけど、去年までの4年間は、

2019年→22勝・獲得賞金4億7206万円
2020年→27勝・獲得賞金4億5460万円
2021年→19勝・獲得賞金5億5891万円
2022年→16勝・獲得賞金3億4511万円

と書けば分かる通りで、2018年の賞金を大きく下回っとったし、今年も悪い流れが続いとって、先週までが「7勝・獲得賞金1億5516万円」っちゅう成績で、去年までのペースを下回っとるんですわ。

もちろん、今の義忠君は、「早く巻き返さなアカン」と考えとるんやろ。

そんな中、今週は、1着賞金が4300万円の小倉記念にワンダフルタウンを使いますんで、メイチに仕上げとるんでしょうな。

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小倉記念について、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のSさん」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、万馬券を取りたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

「パーフェクトホースマンズ」のホームページ
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【 こ ち ら 】

元JRA馬主で、一口馬主クラブの代表も務めていた小栗範恭さんのブログ
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今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。