ローズSの馬券を買う前に、必ず確認してくださいね | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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おはようございます。

元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。

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昨日、丸山元気君が、オンマガトオルに乗った中山6Rの3歳上1勝クラスを勝って、節目の「JRA通算600勝」を達成しました。

知っている方もいると思いますが、丸山元気君のお父さん、丸山侯彦(よしひこ)さんは、地方の高崎競馬(2004年で廃止)の乗り役をやっていて、通算で1817勝という成績を残していました。

それに、お祖父さんの務さんは、同じ高崎競馬で調教師をやっていたんですよ。

そんな訳で、元気君は、小さい頃から厩舎の手伝いをしていましたし、お父さんに憧れて騎手を目指したそうです。

ちなみに、お父さんの侯彦さんは、私が管理していたローレルプレザン(牝・父コマンダーインチーフ)という馬に乗ったことがあるんですよ。

元気君は、2009年に根本康広厩舎からデビューしていて、同期には、小野寺祐太君と国分恭介君と国分優作君と松山弘平君がいます。

最初の年に、元気君は8つしか勝てなかったんですが、2010年は一気に勝ち鞍を増やして92勝を上げていましたし、セイクリッドバレーに乗った2011年の新潟大賞典や、ダンツプリウスに乗った2016年のニュージーランドTなど、2018年までに重賞を4勝していました。

そして、「グリーンチャンネル」の番組などに出ていた、タレントの磯道はるかさんと結婚した2019年は、フィリアプーラに乗ったフェアリーSと、スティッフェリオに乗った小倉大賞典とオールカマー、コントラチェックに乗ったフラワーCと、重賞を4つも勝っていたんですよ。

その後も、ケンシンコウに乗った一昨年のレパードSや、ヴァイスメテオールに乗った去年のラジオNIKKEI賞を勝っていて、他も入れたら、今までにJRAで重賞を11勝しています。

美浦でずっと調教師をやっていた私は、関東の乗り役が活躍することを、自分のことのように嬉しく思いますし、昨日、「節目の600勝」を達成した元気君には、これからも頑張って欲しいと思っています。

ちなみに元気君は、今日、中山6R・3歳上1勝クラスでサイモンポーリア、明日、中山2R・2歳未勝利でウェンダヴズクライに乗りますので、どんな手綱捌きを見せてくれるのか、注目したいですね。

そしてここからは、栗東の長谷川浩大(こうだい)厩舎がローズSに使うメモリーレゾンについて、いつも私に美味しい情報をくれる、「記者のE君」から届いた報告を紹介しておきますね。

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京都府出身の長谷川浩大先生は、2000年に「第19期生」として、競馬学校の騎手課程に入っとります。

ちなみに、競馬学校の同期には、現役の乗り役やったら、石橋脩君と佐久間寛志君と松岡正海君がおって、今は美浦で調教師をやっとる加藤士津八(しづや)先生も同期やな。

2003年に競馬学校を卒業する時、騎乗技術が優秀だった者に贈られる、「アイルランド大使特別賞」をもらっとった長谷川先生は、この年の3月1日(土)に中村均厩舎から乗り役としてデビューして、マイネサマンサに乗った阪神2Rの新馬戦で「初騎乗・初勝利」を飾ったんや。

しかも、1年目は年末までに、同期の中で一番多い28勝を上げて、関西の新人騎手賞にあたる「中央競馬関西放送記者クラブ賞」をもらっとったように、乗り役としてええスタートが切れたんですわ。

その後も、2004年は28勝、2005年は38勝、2006年は33勝、2007年は31勝、2008年は22勝と、順調に勝ち星を積み重ねとったし、セフティーエンペラに乗った2004年の福島記念で、同期の中で最初に重賞を勝つと、ダイワパッションで2005年のフェアリーSと2006年のフィリーズレビューも勝っとりました。

ただ、2009年は3勝と、一気に勝ち星が減ってしもうて、その後も、2010年と2011年が12勝やったし、次の年も思うように勝てなかったんで、「乗り役として区切りを付けなアカン」と考えた先生は、2012年の9月20日(木)付で乗り役を引退したんや。

それからは、中村均厩舎で調教助手をやって、ここにおった頃には、2018年の福島牝馬Sを勝ったキンショーユキヒメとかを担当しとりました。

2018年の12月に調教師の試験に受かった長谷川先生は、定年で引退した中村均さんの厩舎を引き継ぐ形で、一昨年の3月に自分の厩舎を開業しとって、この年は年末までにJRAで「7勝・獲得賞金1億4185万円っちゅう成績を残しとったんや。
しかも、ヤマニンアンプリメを使った北海道スプリントC(地方交流重賞)で、初めての重賞勝ちを飾っとるし、その後もこの馬でクラスターC(地方交流重賞)とJBCレディスクラシック(地方交流G1)を勝ったんやから、調教師としてええスタートが切れたと言えるやろうな。

その後も、一昨年が「11勝・獲得賞金2億4534万円」、去年が「15勝・獲得賞金3億2874万円」っちゅう形で順調に成績を伸ばしとって、去年は、ナムラクレアを使った小倉2歳Sで、JRAでは初めての重賞勝ちを飾っとります。

そんで今年も、ナムラクレアを使った函館スプリントSを勝つなど、先週までに「16勝・獲得賞金3億7239万円」っちゅう成績を残しとって、早くも去年の数字を上回っとるんですわ。

もちろん、今の長谷川先生は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんでしょうな。

そんな中、今日は、1着賞金が5200万円のローズSにメモリーレゾンを使いますんで、ワシは、「先生がこの馬をメイチに仕上げてくる」と見とったし、実際、ワシのところに届いとる最終追い切りについての報告が、

「14日(水)、長谷川先生が自分でCウッドに入れて、6Fが86秒3、終いの1Fが11秒5っちゅう時計を馬なりで出しとりました。7日(水)に同じCウッドでやった一週前追い切りでしっかり負荷を掛けられとったから、今週は軽めの内容やったけど、活気のある動きを見せとったし、戻ってきてからの息の入りもよう見えたわ」

っちゅう内容やったんで、エエ走りが期待できそうやな。
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長谷川浩大厩舎がローズSに使うメモリーレゾンについて、「記者のE君」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、万馬券を取りたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

「パーフェクトホースマンズ」のホームページ
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【 こ ち ら 】

元JRA馬主で、一口馬主クラブの代表も務めていた小栗範恭さんのブログ
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【 こ ち ら 】

今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。