馬券を買う前に確認して欲しい、「稲妻Sのお値打ちトレセン情報」 | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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おはようございます。

元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。

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今週の水曜日、8月10日は、勝浦正樹君にとって、44歳の誕生日だったんですよ。

千葉県出身の勝浦君は、1997年に久恒久夫厩舎からデビューしていて、競馬学校の同期には、現役の乗り役なら、秋山真一郎君、江田勇亮(ゆうすけ)君、武士沢友治君、松田大作君がいますし、今は調教師をやっている武幸四郎君と、去年の12月に自分の厩舎を開業した村田一誠君も競馬学校の同期ですね。

そうそう、今年の3月にデビューして、先週までにJRAで25勝を上げている今村聖奈さんのお父さんで、今は飯田祐史厩舎で調教助手をやっている今村康成君も、勝浦君と同期なんですよ。

デビューした年の勝浦君は11勝止まりでしたけど、2年目には50勝と、一気に勝ち星を伸ばしていましたし、3年目だった1999年には、ヤマニンアクロに乗った共同通信杯4歳Sで初めての重賞勝ちを飾っていました。

2002年、テレグノシスに乗ったNHKマイルCで初めてGIを勝った勝浦君は、その後も、ゴスホークケンに乗った2007年の朝日杯FSなどを勝っていて、他も入れたら、今までに重賞を17勝、JRAで通算948勝を上げています。

私は、現役の調教師だった頃、勝浦君をよく自分の厩舎の馬に乗せていて、2005年の10月にデビューさせたカナハラグロリアをキッチリ勝ち上がらせてくれましたし、2005年の中日新聞杯と2006年の中山金杯では、人気薄だったカナハラドラゴンを3着に持ってきてくれたんですよ。

もちろん私は、今でもその時のことをよく覚えていますし、こういう形で深く関わった彼には、これからも頑張って欲しいと思っています。

ちなみに勝浦君は、10年くらい前から競輪にはまっていて、同じ競輪好きで有名な武豊君と会った時には、競輪の話ばかりしているんですよ。

そして今週、勝浦君は札幌で、

■13日(土)

2R・3歳未勝利→ウェルシュゴールド
4R・3歳未勝利→ロルバーンスカイ
11R・TVh賞→ホッコーライデン

■14日(日)

1R・2歳未勝利→チャイボーグ
9R・石狩特別→スペシャルトーク
10R・藻岩山特別→ナックイルシーブ
11R・UHB賞→アルピニズム

と、全部で7頭に乗ります。

きっと彼は、どの馬にも「勝って自分の誕生日を祝いたい」という思いで乗るのでしょうから、どんなレースを見せてくれるのか、注目したいですね。

そしてここからは、黒岩陽一厩舎が稲妻Sに使う、ジャズエチュードとフミロアについて、私の頼もしい仲間の一人、「記者のD君」から届いた報告を紹介しておきましょう。

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黒岩陽一先生は、早稲田高校を出た後、日本獣医畜産大学(現在の日本獣医生命科学大学)に入りました。

この大学を出ている調教師と言えば、すぐに思い付くのは、1981年の桜花賞を勝ったブロケードなどでお馴染みの高松邦男さんや、1992年と1993年の安田記念を勝ったヤマニンゼファーや2014年の皐月賞を勝ったイスラボニータなどでお馴染みの栗田博憲先生(2019年の2月一杯で引退)や、2019年のクイーンエリザベス2世Cと香港Cを勝ったウインブライトでお馴染みの畠山吉宏先生や、2017年の札幌記念を勝ったサクラアンプルールでお馴染みの金成貴史先生や、一昨年の宝塚記念と有馬記念や去年の宝塚記念などを勝ったクロノジェネシスでお馴染みの斉藤崇史先生などです。

大学の頃、黒岩先生は馬術部に入っていて、部の監督に藤沢和雄先生を紹介してもらったことがきっかけで、卒業した後は、藤沢先生が昔からよく使っていた、美浦トレセンから車で10分ほどのところにある育成施設の「ミホ分場」で2年ほど働いて、その間に、藤沢先生から馬の扱い方をしっかり教わったそうで、最後は場長をやっていました。

2007年の4月に、競馬学校の厩務員課程に入った黒岩先生は、その後、勢司和浩厩舎と加藤和宏厩舎で厩務員をやって、2008年の4月からは、鹿戸雄一厩舎で調教助手をやって、2011年の12月に、30歳の若さで調教師の試験に受かっています。

それからは、厩舎を開業する時の12馬房を埋めるためと、多くの関係者に顔を覚えてもらう挨拶回りのため、9000円くらいの格安航空券を買って、毎週のように北海道に通っていたんですよ。

そして、2012年の3月に自分の厩舎を開業していて、この年は、レースに使った頭数が少なかったので、1勝しかできなかったんですが、その後は、次の年が3勝、2014年が15勝と、順調に勝ち星を伸ばしていて、2015年には、ミュゼエイリアンを使った毎日杯で初めての重賞勝ちを飾るなど、15勝を上げて、「2億9534万円」の賞金を稼いでいました。

その後も、2017年が「8勝・獲得賞金1億8353万円」という成績だった以外は、毎年、2ケタの勝ち星と2億円以上の賞金を稼いでいて、特に去年は、「25勝・獲得賞金3億4176万円」という成績で、勝ち星と賞金のどっちも、今まで一番の数字だったんですよ。

そして、今年に入ってからも勢いは続いていて、先週までの成績が「12勝・獲得賞金2億0015万円」と、去年の同じ時期(8月8日【日】まで)の「11勝・獲得賞金1億4727万円」を上回っていますから、今の黒岩先生は、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。

そんな中、今日は、1着賞金が1840万円の稲妻Sにジャズエチュードとフミロアを使いますので、私が先生でしたら、間違いなくこの2頭をメイチに仕上げますね。

実際、私のところに届いている最終追い切りについての報告が、

■ジャズエチュード

「10日(水)、南ウッドに入れられて、6Fが85秒1、終いの1Fが11秒6という時計を馬なりで出していました。この馬らしいキビキビとしたフットワークで走れていましたし、追い切った後もどっしりと落ち着いていましたから、力を出し切れるデキに仕上がっているのでしょう」

■フミロア

「10日(水)、坂路に入れられて、4Fが53秒4、終いの1Fが12秒8という時計を馬なりで出していました。単走でしたけど、デキがいい馬ならではのシャープな動きを見せていましたし、馬体の張りや毛ヅヤも目立っていましたよ」

というものでしたから、いい競馬が期待できる筈です。

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黒岩陽一厩舎が稲妻Sに使う、ジャズエチュードとフミロアについて、「記者のD君」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、万馬券を取りたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

「パーフェクトホースマンズ」のホームページ
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元JRA馬主で、一口馬主クラブの代表も務めていた小栗範恭さんのブログ
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今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。