「INDIVIDIUAL PLATE」と「モモと時間泥棒」 | 洋一のブログ

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特別な公演と言うのがあると思います。


その公演の為に数ヶ月前や半年以上も前から長い期間準備をされて。


先日の10月22日、その特別な公演を1日に2組も見る事が出来ました。


竹森徳芳先生プロデュース・演出の「INDIVIDIUALPLATE(インディビジュアル プレート)」






二木蒼生さんが出演するライブミュージカル「モモと時間泥棒」









2公演とも本当に素晴らしい公演でしたので、それぞれ別々にブログに書こうと思っていたのですが。

少し考えまして2つの公演を1つのブログに書いてみたいと思いました。


2つの公演の作品はまったく違うタイプの作品でしたが、長い準備期間をかけて特別な公演を創られる情熱はとても共通されているように思いました。





3月12日、竹森徳芳先生がプロデュースする「INDIVIDIUAL PLATEを見に午前9時過ぎに渋谷アイドル劇場が開催されるシダックスカルチャーホールに着きました♪




ちょっと早すぎました、まだ誰も来てない♪(;^_^A(;^_^A

竹森徳芳先生がいましたのでご挨拶しました♪



竹森徳芳先生とINDIVIDIUAL PLATEついて少し書いてみたいと思います。

竹森徳芳先生は「水曜日のカンパネラ」の代表作の多くの振り付けを担当されて、日本武道館公演やミュージックステーションに出演された時のステージングも担当されました。
NGT48のデビューシングル「青春時計」やバグベア先生が作曲された「ナニカガイル」「あとで」などを振り付けされて、「乃木坂46」の舞台作品の振り付けや「けやき坂46(日向坂46)」の映像作品を担当されたりしました。

メジャーアーティストやアイドルだけではなく、「純粋カフェ・ラッテ」や「プリアモ」「avandaned」など非常に優れたインディーズのアイドルグループの指導や演出、振り付けもされている方です。

「INDIVIDIUAL PLATE」はその竹森徳芳先生が企画からメンバー募集、作曲家の方への楽曲制作の依頼、衣装、振り付け、演出まで半年近くの長い準備期間をもって制作された特別な企画です。

INDIVIDIUAL PLATEの意味は「取り皿」と言う意味で、見に来られる方に自由にそれぞれライブを楽しんでもらいたいと言う意味が込められているそうです。

大きな特徴は期間限定ユニットで2~3ヶ月公演でメンバーを入れ替え新しいメンバーで活動を続けられていくスタイルで、メンバーがそれぞれのグループに所属されていても参加出来るスタイルで、基本的に月に1度の公演です。

先月の9月16日にINDIVIDIUAL PLATEは初演されましたがその斬新で美しいステージは大変な評判を呼びました。

現在、次期メンバーを募集されてますのでグループに所属されていても参加出来るスタイルですので多くのアイドルさんに関心を持ってもらえたらと思います。


僕は竹森先生のTwitterを通じてINDIVIDIUAL PLATEが本当に長い期間をかけてメンバー募集や楽曲制作、衣装、振り付け、レッスンされているのを見てきました。

こちらの画像は竹森先生のTwitterからお借りしてしまいました。
INDIVIDIUAL PLATEの振り付けを作られている画像です。

作曲家のバグベアのこぎみいい先生がこちらの画像を見て

「こうやって振り付けは作られているのですか、初めて知った、格好いい、勉強になりました」

そのように書かれてました。







渋谷アイドル劇場での「INDIVIDIUAL PLATE」公演。

会場に入って僕はほぼ真ん中の前から2列目という最高の場所で見る事が出来ました♪




爽やかなギターサウンドのオーバーチュアにのせてメンバーが1人ずつ登場しポーズを決めていきます。

今回の席は前回見たときよりも良い席だったのですが、写真を撮るには前回の席の方が位置的によかったですね。

INDIVIDIUAL PLATEの1曲目の「Cloud9」


僕がINDIVIDIUAL PLATEのナンバーで1番好きな曲です。

これほど格好いい曲も滅多にないと思うくらい格好いい。

作詞・作曲されたのはマクロス△(デルタ)のオープニング曲の戦術音楽ユニット ワルキューレが歌う「絶対零度Θノヴァティック」を作詞・作曲された男女2人組の音楽ユニットEIdyさん。

INDIVIDIUAL PLATEの音楽はすべてEIdyさんか手掛けられています。

ミヤジマジュンさんの編曲も本当に凄い。

竹森徳芳先生のINDIVIDIUAL PLATEの振り付けはアイドルの振り付けの最前線を表現されていると思います。












2曲目の「本の虫」は1曲目とは打って変わって凄く可愛らしい曲と振り付けで、王道アイドルが好きなアイドルファンはこの曲が1番好きになるかも知れません♪















3曲目の「Feel like kissing」はメンバー3人による1曲目の「Cloud9」と同じくスタイリッシュな凄く格好いいナンバーと振り付けです。

















4曲目は2人のメンバーによるマイクスタンドを使ったデュオ曲「パスタと中華」

まるで80年代のアイドル黄金期へのオマージュのような懐かしさを感じさせてくれて、それでいて新しさをも感じさせてくれる曲と振り付けです♪

マイクスタンドを使った振り付けは竹森徳芳先生はかなりこだわられているそうで。
マイクスタンドそのものが小道具や演出の一部になっていてとても見応えあります♪









そして5曲目 INDIVIDIUAL PLATEラストナンバー「ダイアモンドになればいい!」

再びメンバー全員による振り付けでもの凄く格好いいです。



















すべてのステージが終わり、INDIVIDIUAL PLATEのポーズで最高のステージは終わりました♪






30分弱のステージなのですが、このINDIVIDIUAL PLATEのステージは竹森徳芳先生のこれまでの振付師としての仕事のすべてが要素が表現されているのではと思いました。

水曜日のカンパネラの前衛的で革新的、コンテンポラリーなスタイリッシュな振り付け。

NGT48の「青春時計」や「ナニカガイル」のアイドルの王道をゆくとびきり可愛らしい振り付け。

WHY@DOLLのマイクスタンドを使った絶妙なパフォーマンス。

INDIVIDIUAL PLATEが制作されたのは数ヶ月間ですが。
INDIVIDIUAL PLATEは何年にもわたって培われた竹森徳芳先生の振付師としてもメソッドが最高の形で表現されているステージと思いました。

INDIVIDIUAL PLATEは先月の初演の時には120人を動員し、2回目の今回も100人以上動員したそうです。

僕はずっとインディーズグループ応援してきたのですが、100人を超える動員は本当に難しいと思いました。

INDIVIDIUAL PLATEは初演の時に少しラジオ出演されたりしましたが主にTwitterによる宣伝のみでしたので、それでこれほど動員されたのは本当に凄いと思いました。


物販ではメンバーさん全員とチェキ撮らせていただきました♪

チェキ撮っていただいたのは竹森先生です♪

凄い振付師の先生にチェキ撮っていただいて恐れ多いです♪(;^_^A(;^_^A

鈴木みなよさんと♪





石原るなさんと♪





真戸しずくさんと♪




碧芹華さんと♪





大澤えりなさんと♪





INDIVIDIUAL PLATEの第一期のメンバーによるステージはこの日が最後でした。

メンバーは鈴木みなよさん以外はみなさん卒業されます。
メンバーさんによる最後の挨拶で鈴木みなよさんは泣き出してしまいました。

公演こそ2回でしたがメンバーさんによるレッスンなどは数ヶ月間行われてましたのでみなさん本当に仲良しみたいです♪

現在、第二期メンバーを募集されてますが、これか数ヶ月間隔でメンバーが何度も入れ替わる事があっても、この第一期のデビューメンバーは特別だと思います。

メンバーさん本当にお疲れ様でした。

そして素晴らしいステージありがとうございました。





この日の夕方17時半開演の僕の大好きな二木蒼生さんが出演するライブミュージカル「モモと時間泥棒」を見るために新中野へ移動しました♪


今まで対バンなどで1日に2現場、多くて3現場を移動した事はありましたが。

数ヶ月間にわたって準備されてきた特別公演を1日に2度も見るのはこの日が初めてでした♪


二木蒼生さんについて少し書いてみたいと思います♪


蒼生さんは3才で椿名真子先生が主宰されるミュージカル教室「椿名ミュージカル・ラフォーレ(通称HML)」に入り17歳になった現在までずっと通われています。

蒼生さんが一躍全国的に注目されるようになったのは小学6年生の時に出演した人気番組「関ジャニの仕分け∞」の人気企画のカラオケバトルに出演し。

ジブリ作品の主題歌を歌われた方や紅白歌合戦にも出演されたベテラン歌手など次々き破り、決勝戦で惜しくも敗れましたがその鮮烈な活躍に多くの人達に二木蒼生さんの名が知られました。

アイドルソロクイーンコンテストで全国第2位になったり、アイドルお宝くじMVPに輝いた事もありました。

現在は歌手として積極的に活動されると共にヴィラ・デ・マリアージュのイメージガールのコンテストでグランプリを獲得されて。
ラグビーワールドカップ埼玉県代表の公式アンバサダーに女優の川島海荷さんやアイドルの長澤茉里奈さんと共に選出されて大会を盛り上げています♪






二木蒼生さん、多彩な活動をされてますが蒼生さんの本領は3才の頃から身に付けられてきたミュージカルだと思います。


今回、二木蒼生さんが出演するミュージカル「モモと時間泥棒」は二木蒼生さんが所属するHMLが制作されたオリジナルミュージカル作品で、この作品も制作期間に数ヶ月前からこの日のために準備されてこられた特別公演です。


プロデュース・台本・歌詞・振り付けをされたのはHMLを主宰されている椿名真子先生。

ミュージカルのオリジナルスコアを作曲・編曲・演奏されたのはHMLの音楽講師のおのゆみ先生。

おのゆみ先生は二木蒼生さんのオリジナル曲のほとんどを作曲されてきた方です。

こちらの画像はおのゆみ先生のTwitterからお借りしてしまいました。

画像は「モモと時間泥棒」ではなく二木蒼生さんのオリジナル曲の為に書かれたスコア(楽譜)なのですが。

最近は作曲家の先生方もパソコンを使われて作曲される方が多いなか、おのゆみ先生は今も手書きでスコアを書いているみたいです♪

ミュージカル「モモと時間泥棒」のスコアもこのように手書きで書かれたのかもしれないです。






ミュージカル「モモと時間泥棒」

原作はミヒャエル・エンデの代表作「モモ」です。

二木蒼生さんは準主役のモモの親友の少年ジジ役です♪





主役のモモ役はオーディションで川越CLEARSのメンバーの瀬戸りなさんに決まりました♪





瀬戸りなさんのTwitterを訪問させていただきましたらミュージカルが大好きで主役を演じられた事が感動的に書かれていて夢が叶えられた喜びに溢れていました。


僕は17時頃に会場入りしたのですが。

場所は新中野にあります「ライブカフェ・弁天」」

会場に入ったらぎっしり満員でいなんとか1番後方の席に座れました♪











「モモと時間泥棒」はこの日2回公演されて80人定員が2回公演とも満員でキャンセル待ちが出るほどでした。


午後17時半、「モモと時間泥棒」は開演されました。


今回の「モモと時間泥棒」はライブミュージカルと銘打たれていて、ピアノ、ベース、サックス、パーカッション、ドラムによるバンド編成でバンドによるミュージカルナンバーが生演奏しながら演者がミュージカルを歌い演じられるという非常に斬新なスタイルの舞台でした。

主役のモモ役の瀬戸りなさんと準主役のジジ役の二木蒼生さんとのデュオは本当にため息が出そうなくらい美しく素晴らしかったです。

僕のスマホで撮った写真は全部ダメでしたので、蒼生さんの熱心なファンのぐれさんから許可をいただいてステージ写真をお借りさせていただきました、ありがとうございます♪








僕はミュージカルは比較的大きな作品から小劇場の小さな作品まで見た事あるのですが。

バンドによる生演奏をバックにミュージカルを演じられるのは初めて見ました。


それにしても二木蒼生さん、少年役が驚くくらいに似合っています。

主役ではありませんが、ある意味1番良い役と思いました。




蒼生さんの美しい歌声が少年の純真さを表現されていて。

主役のモモを引き立てていて、それでいて蒼生さん自身も凄く輝いてました。


時間泥棒役の浅見ひかるさんの演技も素晴らしかったです。

時間計測するのをタップで表現されている演出が素晴らしくて、浅見さんのタップが見事でした。

浅見ひかるさんのTwitterから画像をお借りしてしまいました。




面白かったのは浅見さんとバンドメンバーとの掛け合いで、バンドのメンバーさんがサックスやベース使ってしゃべってます!

僕はこの場面見て人気漫画「コータローまかりとおる!」に登場した天才ギタリスト、スティーブ・パイ先生を思い出してしまいました。

ギターを弾いてしゃべる特技持った先生で「あっかんべー」とかギター使ってしゃべったりして♪(;^_^A(;^_^A

関係ない話ししてすみません(;^_^A

バンドメンバーさんまで物語に登場して楽器使ってしゃべるユーモアある演出はとても面白かったです♪

時間泥棒の場面で凄く格好いいダンスの振り付けがありました。

僕は今、振り付けに凄く注目してステージを見ています。

振り付けに注目してステージを見るとステージを見る面白さが何倍にもなる事を知りました。

子役の女の子の演技もとっても素敵でした♪

「モモと時間泥棒」はとても丁寧に作り込まれている作品と思いました。

数ヶ月もの制作期間をもって、バンドのメンバーさんによる生演奏をバックにミュージカルを歌い演じられて。
温かさの中に非常に斬新さを感じました。

ミュージカルの本場、ブロードウェイには「オン ブロードウェイ」と「オフ ブロードウェイ」があると聞いたことあります。

「オン」はメジャーな大作ミュージカルを中心に演じられている劇場だそうで。

「オフ」は100席前後の小劇場が意欲的な作品を演じられているそうです。


僕は「モモと時間泥棒」を見て、オフ ブロードウェイはこのような作品を演じられいるのかもと思いました。



「モモと時間泥棒」の舞台が終わって物販開始までの間、HMLのダンスとアクロバットの講師を勤められている富岡海翔先生と初めてお会いし、ご挨拶と少しお話しさせていただきました。

穏やかでとても紳士な方でしたが、プロダンサー独特の雰囲気を僕は感じました。


富岡海翔先生は元ジャニーズJr.のメンバーだった方です。

ジャニーズJ事務所社長のジャニー喜多川氏が逝去された時に僕はブログを書いたのですが、そのブログに少し富岡先生の事も書かせていただきました。

富岡海翔先生が在籍されていた時のジャニーズJr.の事を少し調べさせていただいたのですが。

富岡先生と同期のジャニーズJr.のメンバーにはキスマイの愛称で呼ばれているkisーMyft2の人気メンバー玉森裕太さんなど凄い方々が名を連ねていました。

富岡先生が在籍されていた頃のジャニーズJr.のリーダーは滝沢秀明さん。

滝沢秀明さんはジャニーズJr.の育成と指導も担当されていて富岡先生は滝沢さんの指導を受けられています。

「光一さんも滝沢さんも背中で語る方」

そうTwitterで書かれてたのがとても印象に残りました。


富岡先生は「モモと時間泥棒」の時間泥棒の場面の振り付けを担当されて、椿名先生や出演者の方々、観客の方々から凄く格好いい振り付けととても称賛されてました。

「このような機会を与えていただいて本当に嬉しいです」

そうにこやかに話してくれました。

これから富岡先生の振付師としての活躍を心から期待したいです。


物販で蒼生さんとチェキ撮らせていただきました♪

僕が蒼生さんに「蒼生さん、凄くイケメン!」って言いましたら蒼生さんは。

「やったーーっ!」ってめちゃ喜んでました♪





蒼生さんに1分間撮影もお願いしました♪

本当に凄い美少年ぶりです。












そのあと、サイン会で蒼生さんとお話しさせていただいたのですが。

その時の蒼生さんの話しがとても印象的でした。




僕が蒼生さんに富岡先生の振り付けについて聞いてみて蒼生さんは。

「私は今まで女性の方にしか振り付けしていただいた事がなくて、男性の方に振り付けしていただいたのは初めてでした」

僕は「やはり男性と女性では振り付けは違いますか?」と聞きましたら蒼生さんは。

「全然違います!筋力の使い方とか全然違うと思いました」

そう蒼生さんは話してくれまして、僕はやはり男性の振付師と女性の振付師は違うのかも知れないと思いました。


蒼生さんにサイン書いてもらって会場を後にしました。



10月22日に見ました「INDIVIDIUAL PLATE」と「モモと時間泥棒」


どちらも1つの公演を創られるのに半年くらい掛けて制作された作品です。

この日の2つの公演を見て思いましたのは、創り手の方々の良い作品を観客に届けたいと言う熱い想いを感じました。


その特別な作品を1日に2度も見れましたのは最高に幸せでした。