がん治療 休息の時期と、排泄の時期 | 野口整体の研究 整体ヨガ道場悠遊塾のブログ

この間、何人かの方が検査で腫瘍が出来ているらしく身体を観てほしいと。

その後、いらした時に無くなっていましたと。人間の身体というのは不思議ですねと。


又、以前にがんの治療、手術をされた方の整体指導でした。

手術直後にいらした時には、

ご家族の方には、この脈が「休息の脈」ですよとお伝えし、

その脈が変化してきた時に、少しづつ日常生活に戻られるといいですよとお伝えしました。


整体における「休息の脈」二の字の脈と言われています。それこそ、妊娠期間中や、出産直後などはそのような脈になっていきます。ですから、安静の時期なのです。



そこから、何回かいらしてくる過程で

腕がものすごく痛みが出てきましたと。


そこで、腕というのは、整体におけるリンパの急処ですとお伝えし


言ってみれば癌というのは、異常が内側に溜め込む身体状態

だからこそ、癌の部位ではなく

リンパの流れと関係する、腕に異常感が出てくるというのは身体からすると、何らかの排泄を促そうとしているのですよとお伝えしました。


進行性の癌で無ければ、癌という状態は一箇所に異常が集まった状態です。


だからこそ、身体からするとその集まった状態をどこかで表に出てこないといけないのです。

そうした事から、手術をしたから終わりではないのです。


そして、身体の波が、


整体でいう「変動の脈」

チドリの脈と言われていますが、

そこで、ご家族の方に、


この脈が、変動、排泄の時の脈ですと

実際に触ってもらってお伝えしました。


操法が終わってから


御本人から、操法を受けていた時に

急に足がピクピク動き出したのですが何故?でしょうかと。


本日お伝えしたように、身体は今まで動いていなかった骨盤から下半身にかけて動き出してきたので、無意識に動きが出てきたのですよとお伝えしました。


そして、身体からすると、何らかの排泄をしようとしているのですよとお伝えしました。


身体の内側につくるというのは、ある意味、ある部分が動いていない箇所があるのです。


そこは、身体の全身性です。


そうした捉え方が、整体の捉え方です。


それこそ、ひょう疽などの化膿を止めななくてはいけない時があったり


反対に、化膿を促進させて表に出すような方向づけをしたり


整体指導、整体操法というのは、


身体の方向づけなのです。


そして、癌治療、手術という事で言えば


休息をしなくてはいけない時期があったり、


排泄、変動が出てくる時期があったりするのです。


そうした事が、人間の身体の波なのです。





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