明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします
今回のブログは、2019年のポップ音楽シーンを少し振り返ろうかなと。
自身のプロフィールトップにありますが、
ポップミュージックって、長い歴史の中で見れば
その音楽が流行った時の背景が見えると思うんです。
『みんなが聴く』音楽って
その時に『世間全体がなんとなく感じてること』を反映するんじゃないかな。
それだけ沢山の人がいっぺんにきいてる曲なんだから。
そんなこんなで...
2019年はこんな年でした!!を、
数人のアーティストを複数回にわたってピックアップしていきたいと思います。
(合間合間に和訳も入れると思う笑)
今回は...
Billy Eilish
2001年生まれ。(21世紀生まれですよ?信じられる?)
2017年のデビュー以来、ヒット曲を兄 Finneas O'Connell(フィニアス・オーコネル)と次々に打ち出している。
特に2019年に出したアルバム、"WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?"では
6曲もがビルボードHOT100に登場。
音楽は
従来のポップスらしい3コードではなく、
不穏なハーモニーやダークな歌詞が盛沢山。
『ジャンルが嫌い』とまで言う彼女の言葉通り、エレクトロポップを超えてジャズやらalternativeやらにとらわれず作曲している。
曲は兄と寝室で作成。
もともと共有の部屋だったのと、音の響きが良い・スタジオだと自然光が無いから、寝室で作り続けているらしい。
両親とも俳優・女優とはいえ、ナレーションやドラマに出演して生計を立てる『労働者みたいな俳優』だったとローリングストーンズ・ジャパンとのインタビューで答えている。
かなり尖っていて、人と違うファッションや髪型をするように心がけているそう。
中高生に人気の、emo(イーモ/エモ)を貫いている。
黒髪にピンクや緑などの差し色を入れたり、
ゆるいパンツやスウェットパーカーを着たり、
目を強調したはっきりアイライナーを入れたり。
日本の中高では分からないのですが、アメリカの中高生が一度は通る道の一つがemoスタイルです。
(気になる方はこちらのまとめサイトで見てみて笑)
ホラー映画、特にbadadookが世界で一番好きな映画だそう。
アルバム"WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?"は、この映画をインスピレーションに作られたそうです。
こっわ!
ちなみに彼女の曲 "bad guy"が映画『ブライトバーン』の最後で流れるらしい!(emiさんのブログ参照。ちなみに私は観ていない。観たい。)
特に聴いてほしい曲を並べてみました...
※全曲、グロ注意!
bad guy
全英、全米で一位獲得!万歳!
you should see me in a crown
村上隆とのコラボってだけで、鼻血が出そう。
all the good girls go to hell
曲は0:44~。
bury a friend
曲は0:20~。