家の大掃除は、日中にしますね。
脳の大掃除は、睡眠中しかできません。
だから、しっかり眠らなくてはならないのです。
起きている間は、脳は絶えず働いています。
働いているということは、エネルギーを消費しています。
エネルギー消費の際に、老廃物が出ています。
日中に溜まった老廃物を掃除して脳から排除しているのが、深い眠りのときなのです。
深く眠っているときでなければ排除できないのです。
たとえば、お店の新装開店などはお客様がいない深夜や店休日におこないます。
道路工事も、交通量が少ない夜間でなければできません。
脳も同じです。
寝ているときが大掃除の絶好のチャンスなのです。
睡眠時間が短かったり、睡眠の質が悪く深く眠れなければ、脳の大掃除が不十分になり、老廃物が溜まったまま朝を迎えることになります。
だから、睡眠不足のときは頭がぼんやりしたり、ミスが増えたり、頭の回転が鈍ってしまうのです。
これは、子どもも全く同じです。
子どもの方が脳のエネルギー消費量が多いため、脳の掃除がしっかりとおこなわれなければならないでしょう。
老廃物のなかにはアミロイドβといって、アルツハイマー病の原因と言われている物質も含まれています。
しっかり眠らなければ、アルツハイマー病のリスクも積み上がっていると思ってください。
若年性アルツハイマー病という病気もありますね。
睡眠が少なからず影響していると考えるのが妥当でしょう。
2013年アメリカのワシントン大学での研究結果です。
寝つきが悪い、夜中に起きる、早朝に目が覚める、ぐっすり眠れない人は、良く眠れている人に比べて、アミロイドβの蓄積量が5.6倍だったそうです。
すごい数字ですよね。
良質な睡眠をとろうと思えます。
子どもの脳と未来の健康を守るのも、良質な睡眠なのです。

