嫁姑問題と漢方 | 漢方1日1歩のブログ

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1日生きるとは1歩進む人生でありたい(by湯川秀樹)の言葉のように、傷寒論や類聚方広義、勿誤薬室方函を参考に1日1歩づつ漢方医として成長していきたいと思っています。(実際に患者に処方するにあたっては添付文書を参照され、自らの診断と責任でご処方ください。)

嫁姑問題で悩む人は多い。最初から他人であるのでまず違うという事を認識することが大事である。漢方でこの問題が解決するわけではないが香月牛山の『牛山方考』には

 

婦人で姑に気に入られず、夫に寵愛されず、嫉妬してイライラして、陰部がかゆいのには

 

帰脾湯

 

が良いと書いてある。私はこのような状態に使用したことがないので効果は不明だが、一つだけ言えることは香月牛山が活躍した300年前から嫁姑問題は現代に至るまでの永遠のテーマであるという事である。

 

参考文献 臨床医のための漢方薬概論 稲木一元 南山堂

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