本日先哲命日
滝鶴台は長門萩藩出身の侍医で儒を山県周南から医を山脇東洋に学んでいる。彼自身も有名であるが妻たけ子の賢妻としてのエピソードもまた有名である。たけ子の懐からある日、白いまりが転がり落ちたのを滝鶴台が見咎め、それは何かを聞くと
「私はこの家に嫁いできた時から良いことをすれば白いまりに糸を紡ぎ、悪いことをしたら赤いまりに糸を紡んできました。ふつつかものでまだまりの大きさが同じくらいで恥ずかしいです」
と答えたそうである。滝鶴台の名声の多くは妻たけ子に支えられてのことだったのかもしれない。そんな賢妻に支えられて滝鶴台は1773年2月15日に死去している。
参考サイト wikipedia 滝鶴台の妻
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