昨日はひめが午前保育だったので、幼稚園のお友達を誘って、
武庫川の河川敷にある満開のコスモス畑に行って来ました。
ここは、お父ちゃんのへの通り道。
去年の今ごろは少しずつ良くなりつつある時期で、
川沿いの道を走りながら、お父ちゃんが元気になったら、
ひめと3人でお弁当持って行ってみたいな~と眺めていたところでした。
先日支払いのために病院に向かう道で、ふとそのコスモスが満開になっているのに気づき
お花見日和のぽかぽか陽気。
おにぎり持って、母9人子ども12人ちょっとした遠足気分。
実際降り立ってみると、車から眺めた以上の一面のコスモス
「お父ちゃんが喜ぶから、お花持って帰りたい」
と言っていましたが、
「お花がかわいそうだからダメだよ」
と言って、がまんがまん。
大輪のコスモスたちは、小さなこどもたちの背丈を上回るほどで、
抱っこして全体を見せてあげると
「うわ~~」と歓声があがるほど。
お花に囲まれて、お友達とおにぎりやおやつを食べて、
駆け回って。
すてきなひとときを過ごしました。
「すごいきれいだったよ~~」と報告する相手がいないのが、
ちょっぴりさみしかったけど
帰りの車中、いつものようにひめが
「あ、あそこお父ちゃんがいつもお酒かうとこ~」
とセブンイレブンを指差すと、お友達のひとりが
「お父さん死んだんやろ」と言いました。
その言葉にひめは
「死んだんちゃうやんな~」と言っていました。
話はだんだん
「お父さんじゃなくて、お父ちゃん。お母さんとお父ちゃん
」
とずれていったので、黙って聞いていました。
まあ周りは3歳4歳の子ども達。
悪意があるわけではなく、つらい言葉を聴かされることもあり、
私がずっとそばで守っていられるわけでもないので、
心の中で「強くなれ」と応援するだけ。
でもひめは、お父ちゃんのことについては、自分なりのゆらぎない捉え方を持っているようで、
ちょっとホッとします。