さぁ今週もやってきました、ゆう坊の歴史シリーズ~社会人編のお時間です。


この歴史シリーズとは僕の歴史を紐解いていこうというもので、現在毎週水曜日に更新しています。


今は社会人編として、僕がどのようにして今の仕事に就いたのか、その経緯を書いております。バックナンバーはコチラ。


歴史シリーズ#1


歴史シリーズ#2


歴史シリーズ#3


歴史シリーズ#4


歴史シリーズ#5


中古車雑誌の会社を退職し、元上司のおかげでパチンコ業界に入ることになった僕。


この時、25歳。


3月に退職し4月初旬からの出社だったのですが、少し時間が欲しかったので、前職の引き継ぎをスムースに済ませ、約二週間の有給をいただきました。


就職して約三年、特にまとまった休みがなかったし、ここで行っておかないと一生チャンスはないかもしれない…と思い、その休暇を使って、アメリカに住む叔母と従兄弟に会いに行くことにしたのです。


場所はロスでもなく、NYでもなく、超田舎のニューメキシコ州。


ピンとこない人には、この名前を出せば分かるはず。


宮沢りえ、ヌード、サンタフェ。


そのサンタフェがある州がニューメキシコ州で、僕が行ったのはそこから車を二時間程走らせた小さな村でした。


旅行代理店で往復の航空券のみを購入し、いざアルバカーキー空港へ出発。


福岡国際空港からのその空港までの直行便などあるわけがなく、福岡→シカゴ→アルバカーキーという結構、ハードなルートで行くことになりました(そのおかげで往復8万円と破格でしたが…)。


英語は英検3級程度だったし、高校を卒業してからはほとんど使うことも学ぶこともなかった語学なので、当然ぺしゃりも聞き取りもダメ。


そんな僕でしたが、なんとか身振り手振りでシカゴの空港からアルバカーキー行きの飛行機へ乗り継ぎをこなし、無事に叔母さんと再会。


ここでの約10日間は、毎日のように昼間からビールを飲んだり、庭にあったハンモックに揺られ昼寝をしたり、アメリカ人の叔父さんと散歩をしたり、当然サンタフェにも行ったりと、仕事に追われていたことをすべて忘れることができた、素晴らしい休日となりました。


そして、別れの朝がやってきた…。と、ウルルン滞在記で見るような光景のもと、日本に帰ったわけです。


心も体もリフレッシュして、いよいよパチンコ業界で働くことになったのですが、正式に働きだす3日ほど前に、元上司呼ばれ、その職場に挨拶に行ったのです。


編集長に挨拶を済ませた後、何をして良いか分からず戸惑っていた僕の元に、ニコニコしながら近づいてきた人がいました。


「ゆうちゃんの話は◯◯◯さん(元上司)から聞いとったバイ!なんか仲良くなれそうな気がすっばい!おい、久米って言うけんよろしくね!」


そう、そのニコニコして僕に近づき、優しくしてくれた人が、くめっちだったのです。


「爽やかでもの凄く優しい先輩」それがくめっちの第一印象。


そのくめっちと仕事内容やパチンコパチスロの話になったことを覚えています。


くめっち「パチスロは好きなんやろ?最近はどんなパチスロば打ちよると?」


僕「やはり北斗ですかね!ありゃ最高ですよ!久米さんは?」


くめっち「おいはこないだテレビの収録で、黄門ちゃまば解説したけんね。黄門ちゃまはだいぶ打ちこんだバイ!」


という会話をした後、その当時、その会社がやっていたテレビ番組をチェックしたら「くめっちの黄門ちゃま徹底解説~」的な企画が放送されていました(笑)。


覚えてる人いるかな~♪


入社前から新たな職場で最高に優しい先輩に出会い、期待に胸を膨らませたまま、いざ入社。


そこで僕に待ち受けていた仕事とは…。


続。