一度の施術で結果を出すリンパアクティベーション®︎

一度の施術で結果を出すリンパアクティベーション®︎

F1レーサー・横綱・プロ野球選手のリハビリテーションを手がけた櫻井優司による個別(通所・訪問)アスリートトレーニング。
リハビリ、身体疾患に悩む患者さん、予後の回復が進まず相談できるところをお求めの方。
サポートが必要な方。ご相談ください。


【腓骨筋腱脱臼の術後ケアについて】

ご相談ありがとうございます。術後3ヶ月半、スポーツ復帰への焦りもある中で、別の場所に痛みが出てしまうのはとてもお辛いですよね。

術後リハビリにおいて、今大切にしていただきたいポイントをお伝えします。

 * 温熱ケアと足の保護
   痛みがある場合は安静にし、しっかり温めて循環を良くしてください。特に「階段を降りる」動作は、今最も痛みが出やすい動きです。
無理に克服しようとせず、エレベーター等を使って足首を守る選択をしてくださいね。

 * セルフケアの視点(リンパアクティベーションより)
   足首そのものを動かす前に、まずは「股関節(鼠径部)」を緩めることを意識してみてください。

脚全体のリンパのゴミ捨て場である付け根を解放してあげると、下肢の柔軟性が戻り、結果として足首の負担が減っていきます。

ハムストリング(もも裏)までしっかり緩めるイメージで行いましょう。

 * 効率的なトレーニング
   リハビリには「自転車漕ぎ(エアロバイク)」が非常におすすめです。
関節への負担をコントロールしながら、効率よく筋肉を動かすことができます。

無理な筋トレで痛みを我慢し続けると、治りが遅くなってしまうこともあります。まずは筋肉を柔軟にして「排出できる体」を目指しましょう。

痛みの加減に合わせて、次のステップ(ジョギング等)へのタイミングも一緒に考えていきましょう。応援しています!

リンパアクティベーション考案者としてのワンポイント

【四十肩・五十肩のセルフケア:痛くない方法を選ぼう】
肩の可動域が制限され、肩に手を置くことすら辛い状況では、無理な上下運動は逆効果になることも。
そんな時は「内旋(うちねじり)」の動きを取り入れたタオルストレッチが有効です。

 * 腕を前に出し、手のひらにタオルをかける
 * 痛みのない範囲で、優しく内側へ回旋させる
リンパアクティベーションの「7番」の動きに近いこのストレッチは、肩関節周りの深層リンパにアプローチします。

大切なのは「痛みを出さないこと」

頑張りすぎないストレッチが、結果として改善への一番の近道になります。
それでもダメならお近くのリンパアクティベーションセラピストにご相談くださいね!

 

姿勢と呼吸を変えるだけで、巡りがよくなる?

 

 

導入|最近、深呼吸してる?

ふとした瞬間、
「そういえば、ちゃんと深呼吸してないな…」
って思うこと、ありませんか?

 

気づかないうちに
呼吸が浅〜くなってる人、かなり多いです。

 

でね、これが実は——
リンパの流れと、めちゃくちゃ関係してる。
意外だけど、ほんとです。

 

_________________

呼吸とリンパの深〜い関係

ポイントは、横隔膜(おうかくまく)

肺の下にある、ドーム型の筋肉で、
呼吸のたびに上下に動いています。

 

この動きが
体の中では“内部ポンプ”として働いていて、
リンパの流れを助けてくれている。

 

でも——
姿勢が崩れるとどうなるか。

・猫背で胸がつぶれる
・横隔膜が動きにくい
・呼吸が浅くなる
・内臓が圧迫される
・リンパも滞る

結果、
だるい/重い/モヤ〜っとする

これ、よくある負の連鎖です。

 

_________________

3分でOK|めぐらせルーティン

じゃあ、どう整える?
難しいことは一切なし。


今日からできる3分ルーティンいきましょう✨

① 胸ひらき深呼吸

イスに座ったままでOK。

肩を少し後ろへ、胸をふわっとひらいて
鼻からゆっくり吸って
口から細〜く、長く吐く。

これを5回
横隔膜がしっかり動いて、体がじんわり温まります💨

 

② 耳の真上に肩を置く

鏡があればチェック。

耳と肩が一直線になるだけで、
姿勢はかなり整います。

お腹をグッと引き締めるより、
「胸をふわっと持ち上げる」
このイメージの方が、自然で続きやすい◎

 

③ あご引きストレッチ

あごを軽く引いて、
首の後ろをスーッと伸ばす感じでキープ。

首まわりのリンパの通り道が、
一気にスムーズになります♪

_________________

 まとめ|整えるって、ゆるくていい

今日のポイント、もう一度

✅ 呼吸の深さ=横隔膜の動き=リンパの流れ
✅ 姿勢が崩れると、呼吸も巡りも浅くなる
✅ ちょっとした意識が、じわっと効いてくる

“整える”って、
ストイックじゃなくていい。

 

気づいた時に
胸をひらいて、ひと呼吸。
それだけで、体も心も軽くなります🌿

_________________

 

フォロー・いいね・コメント、
ゆるっとお待ちしてます♪

それじゃ今日も——
すぅ〜… はぁ〜…
深呼吸ひとつで、体と仲直りしながら

image

唾液とリンパは親友同士!?

 


 唾液って、何をしてる?

 

唾液の主な仕事はこの3つ

・殺菌(口の中を守る)
・消化のスタート
・潤いを保つ

つまり、口の健康は唾液が守っている

 

でもここで注目してほしいのは、
唾液の量=体の状態ってこと。

 


🔹 唾液が出てる=巡っている

 

唾液がしっかり出ているとき、体の中では何が起きているか。

✔ 緊張がゆるんでいる
✔ 副交感神経が働いている
✔ 呼吸が浅くない

この状態、実は
リンパが流れやすい条件と同じです。

逆に、
・ストレスが強い
・水分不足
・常に気が張っている

こんなときは、唾液もリンパもカラカラ・ガチガチになりがち

だから僕はよく言います。
唾液は「巡りのバロメーター」だって。

 


唾液・涙・リンパはチーム

もうひとつ面白い話を。

 

唾液・涙・リンパ。
この3つ、実は同じチーム

ストレスが続いたり、巡りが悪くなると
・口が渇く
・目が乾く
・涙が出にくくなる

最近、泣いてないな…って人。
それ、感情の問題じゃなくて
うるおい不足”のサインかもしれません。

体って、ちゃんと教えてくれてるんです。

 


今日のまとめ

✔ 唾液は巡りのバロメーター
✔ 出ているときはリンパも流れやすい
✔ 涙も含めて「うるおいトライアングル」
✔ 唾液を見ると、今の自分がわかる


 

耳たぶの前〜あごの内側。
そこをくるくる軽くマッサージしてみてください。

・唾液が出やすくなる
・顔まわりのリンパが動く
・呼吸がふっと深くなる

地味です。
でも、地味に効きます


 

次回は──
「座りっぱなしはリンパの敵!?」

デスクワークで
足が重い・だるい・冷える。
それ、リンパがサボってるサインかも。

フォロー・いいねで続きをどうぞ🌿

#唾液とリンパ
#巡りのサイン
#副交感神経
#リンパケア
#休息シリーズ

うるおいと巡り、
今日も忘れずに。


「デスクワークの敵!?座りっぱなしとリンパの関係」

 


 導入|その重さ、気のせいじゃない

ずっと座って仕事してるとさ、

・夕方になると足が重い
・ふくらはぎパンパン
・お尻がつらい
・足首の存在感が消える(笑)

それね、
リンパが心の中で
「ちょっと!動いて〜!」
って叫んでるサインかもしれません

 


座りっぱなしがリンパに与える影響

リンパは、心臓みたいなポンプを持っていません。
流れる力は何かというと──

筋肉の動き。

 

つまり、
筋肉が動かない
= リンパも動かない
= 滞る。

 

デスクワーク中の体、どうなってるかというと…

・お尻の筋肉はイスに押しつぶされ
・膝はずっと曲がったまま
・ふくらはぎはほぼサボり中

結果、
下半身のリンパが大渋滞

 

これが
夕方のむくみ
足のだるさ
疲れが抜けない感覚
につながっていくんです。

 


デスクでできる!簡単リンパアクティベーション

でも大丈夫。


ちゃんとその場でできる対処法があります。

 

① 足首くるくる

イスに座ったまま、片足ずつ
足首をぐるぐる10回。

「パキパキ音が鳴る…」
って人は、巡りが止まってた証拠かも

 

② かかとトントン&つま先キュッ

かかとで床をトントン
→ つま先をキュッと持ち上げてストン。

これ、ふくらはぎのポンプ機能が刺激されて
リンパがじわ〜っと動き出します。

 

③ 首回し+深呼吸

下半身だけじゃなく、
首のリンパ節も忘れずに。

首をゆっくり回しながら
鼻から吸って〜
口からふぅ〜っ。

呼吸が入ると、巡りも一段ギアが上がります。

 


大事なのは「意識」

今日のポイントはこれ

🔹 リンパは「動いてナンボ」
🔹 座りっぱなしはリンパの天敵
🔹 でも、イスの上でも整えられる

「ちゃんと運動しなきゃ」じゃなくていい。
ちょっと動かす意識で、体はちゃんと応えてくれます。

 


 

次回は──
「姿勢と呼吸を変えるだけで、巡りがよくなる?」

猫背 × 浅い呼吸。
これ、リンパにとってはダメージ大…!

仕事中の息抜きに、
ぜひフォロー・いいね・コメントもお待ちしてます♪

今日も、
体をちょっとだけ労わってあげてください

 

image

 

【第3話】静かに、そして長く続いた時間

 

あのとき医師に告げられた余命を、母は大きく超えて生きました。

 

手術直後、抗がん剤の副作用に苦しみ、
アイスクリームさえ「苦い」と言って口にできなかった日々。


点滴に頼りながら、体力の回復を待つ時間。

 

あの頃を思えば、
その後の年月は奇跡のようでもあり、
けれど奇跡というよりは――
「積み重ね」の結果だったのかもしれません。

 

丸山ワクチンを続けながら、
体調と相談し、無理をせず、
生活の質を大切にしながら。

 

劇的な回復ではありませんでした。


走れるようになったわけでも、
完全に元通りになったわけでもありません。

 

胃を失った体は、
食事の量も少なく、
一度に食べられるものも限られていました。

 

それでも母は、
少しずつ、確実に日常を取り戻していきました。

食卓に座る時間が戻り、
季節の移ろいを感じ、
テレビを見て笑う。

 

当たり前のようでいて、
一度は失いかけた時間。

 

家族としての正直な実感はこうです。

 

母は「治った」のではない。
けれど、「生きる時間」を穏やかに伸ばしてくれた。

 

それが何よりの事実でした。

 

やがて母は、孫たちの誕生を迎えます。

 

最初の孫を腕に抱いたときの母の顔は、
あの病室の天井を見つめていた人とは別人のようでした。

 

「この子の成長を見るのが楽しみね。」

そう言って、本当にその通りに、
三人の孫それぞれの成長を見守りました。

 

入学式の写真。
運動会の話。
反抗期の愚痴。

 

「先生」だった母は、
今度は「おばあちゃん」として、
少し距離を取りながら、
けれど芯のある言葉をかけ続けました。

 

驚くほど、頭ははっきりしていました。

 

94歳まで、認知症はありませんでした

約束したことは覚えている。
孫の進路も把握している。


時事ニュースにも自分なりの意見を持つ。

 

病気と向き合ったあの時期があったからこそ、
一日一日を大切にしていたのかもしれません。

 

教壇に立つことはなくなっても、
母の中の「教師」は最後まで消えませんでした。

 

孫が勉強で悩めば、
「どうしてそう考えたの?」と問いかける。
頭ごなしに否定しない。

 

それは黒板の前で続けてきた姿勢そのものでした。

 

私は、そんな母を長く見守ることができました。

 

あのとき余命を告げられた家族が、
何十年も共に過ごせるとは、
正直思っていませんでした。

 

長く続いた時間は、
派手ではありません。

旅行も、特別なイベントも、
それほど多くはありませんでした。

 

けれど、
誕生日を重ねること。
年賀状を書くこと。
季節ごとの食卓を囲むこと。

 

その一つひとつが、
静かな贈り物のようでした。

 

94歳の冬。

母の最期は、
苦しみよりも静けさが勝っていました。

 

大きな叫びもなく、
取り乱すこともなく、
ゆっくりと、眠るように。

 

闘病は、戦いというより、
「受け入れながら進む時間」だったのかもしれません。

 

抗うこともあった。
迷うこともあった。

けれど最終的には、
その時その時の現実を受け止め、
できることを選び続けた。

 

母が残してくれたのは、
治療法の名前ではなく、
延びた年数の数字でもなく、

生き方と、向き合い方でした。

 

私は今、
あの時間があったからこそ、
「身体と向き合うこと」
「支えること」
を大切に考えるようになったのだと思います。

 

人の体は、
数字だけでは語れない。

人の命は、
余命宣告だけでは決まらない。

 

母の94年は、
静かに、けれど確かに、
そのことを教えてくれました。

 

そして私はこれからも、
あの長く続いた時間を、
心の中でそっと見守り続けるのだと思います。

【第2話】告げられた現実と、選択

 

診察室で告げられた言葉は、今でも輪郭を失っていません。

 

「潰瘍ではありません。がんです。」

 

医師は静かに、区切るように話しました。

さらに続けて、

「進行度を考えると、胃は全摘が妥当です。」

 

全摘――
胃をすべて取るということ。

 

その響きの重さを、私はすぐには理解できませんでした。

 

「術後はしばらく、口からの食事はできません。


栄養は点滴で補給します。」

説明は現実的で、淡々としていました。

 

当時の医療では、部分切除で様子を見る段階ではなく、
根治を目指すなら全摘しかないという判断でした。

 

母はベッドの上でその説明を聞き、
しばらく天井を見つめていました。

 

「そうですか。」

それだけを、静かに。

 

取り乱すこともなく、
ただ現実を受け止めるように。

 

やがて手術の日を迎え、
長い時間ののち、母は生還しました。

 

けれど、そこからが本当の闘いでした。

 

胃を失った体は、想像以上に過酷でした。

 

しばらくは完全に点滴による栄養補給。


透明な液体が、命をつなぐ。

 

少しずつ流動食が始まり、
重湯、そしてやわらかい食事へと進んでいく。

 

同時に、抗がん剤の適用も始まりました。

 

その頃です。

ある日、母がぽつりと言いました。

「アイスクリームが……苦いのよ。」

 

私は最初、聞き間違いかと思いました。

甘いはずのものが、苦い。

 

味覚が変わってしまったのです。

 

それから徐々に、母は食事を拒むようになりました。

「いらない。」


「食べたくない。」

 

胃がないことによる物理的な負担に加え、
抗がん剤の影響もあったのでしょう。

 

食べることが、喜びではなく苦痛になっていく。

 

食卓の時間が、重苦しいものになっていきました。

父は、その様子を黙って見ていました。

 

もともと多くを語る人ではありませんでしたが、
その頃は特に、何かを考え込んでいるようでした。

 

そしてある日、父が言いました。

 

「丸山ワクチンというものがあるらしい。」

聞けば、父の友人――日馬さんが、
同じように胃の全摘手術を受けたあと、
丸山ワクチンの投与を始めたというのです。

 

「劇的に治る薬じゃないらしいが、
体の力を支えるものらしい。」

父は慎重に言いました。

 

医師から提案されたものではありません。


父が、自分で情報を集め、
友人から話を聞き出し、辿り着いた選択肢でした。

 

母はその話を、静かに聞いていました。

食事を拒むようになり、
体力も落ち始めていた頃です。

 

点滴のスタンドが傍らに立ち、
ベッドの上で小さくなった母。

 

「どう思う?」と父が聞きました。

母は少し考えてから言いました。

「やれることは、やってみたい。」

 

その声は弱っていましたが、
意思ははっきりしていました。

 

「何もしないでいるよりは、いいでしょう。」

 

それは希望というより、
“生きることをあきらめない”という姿勢でした。

 

父は大きくうなずきました。

その時、私は初めて、


父の強さを見た気がしました。

表では静かにしていても、
裏では必死に探し、考え、
母のために道を探していたのです。

 

丸山ワクチンは、奇跡を約束するものではありませんでした。

 

けれど、
食事を拒み、味覚が変わり、
体が弱っていく中で、

「まだできることがある」

そう思えること自体が、
私たち家族にとって大きな支えでした。

 

母は相変わらず、愚痴を言いませんでした。

 

代わりに、昔の話をしました。

「第二松江のあの子がね…」と

 

教室の風景を、病室に運び込むように。

過去の思い出をつらつらと語り始めました。

 

胃を失い、
味覚を失い、
体力も奪われつつある中で、

教師としての記憶だけは、
鮮明でした。

 

それが、母の“芯”だったのだと思います。

 

そして私たちは、
医学的な闘いと同時に、
“生きる力”をどう守るかという闘いを、
静かに続けていくことになったのです。

【第1話】突然、日常が止まった日

私の母は、今年1月、94歳で静かに人生の幕を閉じました。
眠るように穏やかな最期でした。

 

小学校教員として長年教壇に立ち、多くの子どもたちに囲まれた人生。


卒業生が大人になって訪ねてきてくれることもありました。
「先生のおかげで今があります」
そう言われるたび、母は少し照れながらも、どこか誇らしげでした。

 

表から見れば、実直で、堅実で、幸せな一生。


けれど、その歩みは決して平坦ではありませんでした。

母は6歳のとき、幼女として迎えられ、実の両親と離れて養父母のもとで育ちました。
理由も事情も、子どもには分からないままの別れ。


母はそのことを多く語りませんでしたが、
ふとしたときに見せる遠い目の奥に、言葉にしなかった寂しさがあったのだと思います。

 

大人になって私が戸籍を辿ったとき、
そこには知らなかった名前と、知らなかった事実が並んでいました。


母の人生には、静かに抱え続けた複雑さがあったのです。

 

それでも母は、勉強に打ち込みました。


成績は常に優秀で、女学校の担当教員から「あなたは教師に向いている」と背中を押され、
教師の道を選びます。

 

江戸川区立第二松江小学校を皮切りに、
上板橋、若木小学校、成増ヶ丘小学校――
異動のたびに新しい子どもたちと出会い、
真面目に、誠実に、淡々と教壇に立ち続けました。

 

家では厳しくもありましたが、
学校では「怖いけれど温かい先生」だったと後に聞きました。


宿題を忘れた子を叱りながらも、
放課後には一人ひとりに寄り添っていたそうです。

 

そんな母が、ある日、青い顔で帰宅しました。


私が大学生の頃のことです。

 

いつも背筋を伸ばして帰ってくる母が、
その日は玄関に立ったまま、しばらく動きませんでした。

 

「お腹が痛くてね……検査したら、すぐに手術が必要だって」

声は落ち着いていましたが、
どこか力が抜けていました。

 

夏の終わり頃だったと思います。


蝉の声がまだ残っていて、けれど夕方の風は少しだけ秋の匂いを含んでいました。

 

精密検査の結果、大きな潰瘍が複数見つかり、
三日後には入院が決まりました。


突然すぎる展開に、時間だけが早足で進んでいきます。

 

行き先は、新宿からバスで向かう東京女子医大。


「循環器科」という言葉の意味も、その重さも、
当時の私は理解していませんでした。


ただ「大きな病院」という印象だけ。

入院の日。


バス停で母と並んで立ちながら、私は妙に静かな時間を感じていました。

 

母は家のことを細かく頼みました。
洗濯の仕方、父の食事のこと、
押し入れのどこに何が入っているかまで。

いつもなら
「大丈夫よ、なんとかなるわよ」
と笑って済ませる人が、
その日はやけに丁寧で、少しだけ不安そうでした。

 

私は「そんなに大げさにしなくても」と軽く返しましたが、
今思えば、あれは母なりの“覚悟”だったのかもしれません。

手術当日。

 

携帯電話もなく、病院からの連絡を待つしかなかった時代。
廊下の看護師さんの足音の音だけがやけに大きく聞こえました。

 

本を開いてみる。
ページはめくれるのに、文字がまったく頭に入ってこない。


窓の外の景色も、まるで薄い膜がかかったように現実味がありませんでした。

 

「大丈夫に決まっている」
そう自分に言い聞かせながら、
胸の奥では、何かがざわついていました。

 

どれくらい時間が経ったのか。
夕方だったのか、夜だったのか。

父が後から集中治療室から戻ってきました。

戸が開く音。足音。

 

その顔を見た瞬間、
私は直感しました。

 

――何かが変わってしまった。

言葉になる前の予感。


まだ何も知らないのに、
それまでの「当たり前の日常」が、
静かに音を立てて止まったような感覚。

あの日を境に、
私たち家族の時間の流れは、確かに変わったのです。

——触れた記憶は、ぜんぶ皮膚が覚えている——

 

皮膚は、身体のいちばん外側。


そして同時に、心と世界の境界線

私たちは毎日、
言葉より先に
皮膚で世界に触れ、
皮膚で感情を受け取っています。

 


🌍 皮膚は「心の天気図」

 

緊張が続くと、乾く。
不安が重なると、こわばる。
寂しさが長引くと、冷える。
安心すると、ゆるみ、あたたかくなる。

皮膚は、
感情を正直に映し出す


心の気候変動センサー

スキンケアはもちろん大切。
でもそれ以上に大切なのは、
どんな気持ちで、その皮膚を生きているか

 

皮膚は飾りじゃない。
あなたの「今」を映す表層です。

 


🌦️ 皮膚は、記憶する

人は、頭だけで覚えているわけじゃない。


皮膚で、覚えている。

・幼い頃のお風呂の温度
・手を引いてくれた人のぬくもり
・冷たい風と一緒に蘇る、あの夜の感情

触れた感覚は、
時間を越えて
皮膚の層に静かに保存されていきます。

皮膚は、感情のレイヤー。
宇宙でいえば、
気象変化をそのまま映す惑星の地表

 


🛁 皮膚と心をやわらかくする、3つの現実解

 

やさしい水で、手を洗う
→ 五感の再起動は「手のひら」から。
 速さより、温度と感触を味わって。

クリームを“気持ちで”塗る
→ 機械的に塗らない。


 「生きてくれてありがとう」と思いながら触れるだけで、
 皮膚の受け取り方は変わる。

触れる(誰か/自分)
→ 触覚は、言葉より早い安心のメッセージ。
 「大丈夫だよ」は、皮膚が一番よく理解する。

 


 

皮膚は、
いまのあなたを語っている。

声にできなかった感情も、
皮膚は風にのせて、ちゃんと外へ伝えている。

今夜、
そっと自分の皮膚に触れてみてください。
そして一言。

「今日も、よく守ってくれてありがとう」

それだけで、
心の天気は、少し変わります。

 

image

#皮膚は記憶する
#触れるケア
#五感を取り戻す
#心と身体
#セルフタッチ
#感情の天気図
#静かなセルフケア
#リンパ的視点
#からだと心をつなぐ

【身体を整える“視点”が変わる、10分間】
スタンドFM、紹介
リンパアクティベーションで身体を整えるための、さまざまな知識について。
「触れること」「伸ばすこと」「呼吸すること」
それらがどう副交感神経に作用し、回復へつながるのか。
スポーツ現場の話も交えて、語っています。
リールじゃ語りきれないこと。
セミナーでも時間が足りないこと。
ラジオでこっそり喋ってます。
寝る前や移動中に、耳から整えてください。
▼こちらからどうぞ
https://stand.fm/channels/6775363691a9935db57982db
#スタンドFM #櫻井優司
#リンパアクティベーション #身体を整える
#副交感神経 #自律神経ケア #セラピストの学び
#整える時間 #触れる力 #ラジオで学ぶ

NOTEもよろしく
https://note.com/navisports