寧々 昇段審査 | 美羽さんのブログ

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空手、dance、詩、日常の事を書いています♪

blogを読んでくれた皆さんが、
少しでも元気になってくれたら嬉しいです(^.^)


寧々の昇段審査。


基本、体力、柔軟、形、筆記テスト、
全てクリアしなければ

10人組み手は受ける事はできません。


普段の稽古態度はもちろん、
礼儀作法、声の大きさも
かなり重要です。


寧々は、腕立て100回できるか
少し心配していましたが

毎日、練習していたので
苦しそうだったけど何とかできました。


形も少しでも間違うと
そこで終わり。


そう言われていたので
1番緊張しましたが


間違えることなく
全てのテストを問題なくクリアしてくれました。



そして、始まった10人組み手。



寧々の後で嶋村先生と颯太が
見守ってくれています。




昇段審査を意識して、
自主練していたので
5人目くらいまでは大丈夫でしたが

後半はトワ、七海、すみれ、横山先生、
長尾先生と、全員寧々より大きな相手。



この写真は
七海と寧々。


専門学校とバイトで忙しい中、
寧々の為に駆け付けてくれました。



すみれが相手の時は
うずくまって泣きそうになっていました。



妹だからって、容赦なしです。

お姉ちゃんの強い突きで
倒されてしまいましたが、、、


すみれも、目に涙を浮かべながら、


小さい声で


「寧々、頑張れ、、、」
と、言ってくれていたようです。



9人目は寧々が1番恐れていた
横山支部長。


怖いし痛いし苦しいし、、、


ここから、寧々は
涙が止まらなくなりました。



寧々は泣き声をあげながら
頑張りました。


本当は、逃げたかっただろうな、、、



でも、皆の大きな声援があったから
なんとか9人目まで頑張れた。


横山支部長も、
「あと、1人じゃ!頑張れ!!!」
と、励ましてくれたようです。


赤ちゃんの時から、ずっと可愛がり
厳しく温かく指導してくださった
横山支部長。


寧々には鬼に見えた日もあった。


この日は
鬼の目にも涙が浮かんでいました。




最後はパパ。

長尾先生です。


寧々は、もう限界。


涙も止まらないし
泣きじゃくっていました。


だけど、これで最後。


限界を通り越した力を振り絞って
頑張ります。


見ている人たちも涙を流しながら
応援してくれていました。


だから、頑張れたんだよね。


長尾先生も、頭の中に色んな思い出が
よみがえってきたのか
泣きながらの組み手。


終わった時には寧々も
周りの人たちも皆、泣いていました。



寧々、苦しかったね。


4歳11ヶ月から始めた空手。


小さい頃は泣いて泣いて、
行きたくないって
言ったこともありました。


試合でも、負けまくりました。


だけど、ここまで強くなれたこと、
優しくなれたこと、


逃げずに頑張れたのは


沢山の人から誉めてもらったり、
励ましてもらったり、
支えてもらったから。


周りの人たちに対する
感謝の気持ちを忘れちゃいけないよ。


寧々は、今まで 私に沢山の
勇気と感動を与えてくれました。


できない事をできるまで
一生懸命やる姿や


できなくて泣いても
粘り強くやって

できる事を少しずつ
増やしていこうとする姿。


美羽にはない根性の持ち主であり、
小さな寧々から学ぶ事も多く、

尊敬しています。



自慢の娘です。


宝物です。


七海もすみれも、颯太も。


兼心会の皆も。


美羽の大事な大事な家族です。



寧々に昇段審査の感想を聞いてみた。



感動の言葉が返ってくると思ったのに



「夢じゃなくて良かった!

だって夢じゃったら
もう1回せんといけんが!

もうそんなん絶対無理じゃけー

死ぬわ(笑)」


と、笑顔で言ってくれましたあせる





そして出来上がった黒帯!



3つ並んだ黒帯を見るのが
美羽の夢でした。



本当に嬉しい!


美羽の夢を叶えてくれた
3人の子供たちに


心から感謝しています。



ありがとうきらきら!!


そして、おめでとうLOVE