大阪の地震、西日本豪雨、台風…
そして、どのケースでも僕は出張が絡みます。
地震の際は高松に出張、豪雨の時は名古屋に移動、今回は小倉から岡山に移動でした。
いずれも移動で電車の中で缶詰状態になったり、予定した新幹線が大幅に遅れたというわけではありません。
新幹線のダイヤ乱れを見越して移動時間をズラしたり、早めたり、いろいろ策を講じて最小限の影響で済みました。
ただ今回の一連の災害で、二重三重の被害に遭われた方も多いと思います。
心からお見舞い申し上げるとともに、また自分ができることを考えてやっていくつもりです。
土曜日は快晴の小倉競馬場で「うまDOKI」に出演し、終了後、新幹線が動いている内に、と岡山に移動しました。
ところが岡山に到着したタイミングで、日曜日の「岡山vs徳島」は中止が決定したと連絡が入りました…
すでにホテルにチェックインも済ませているし、その後の台風の接近で新幹線が動く保証もありません。
結果、日曜日は岡山で過ごすことになりました。
電車が動き出したのは15時以降です…
お昼過ぎには天気も良くなり、「試合できたのでは？」というコンディションになりつつありました。
しかし移動手段が途絶えていたこと、また中継前の機材や看板などの設置、各中継パートのスタンバイなどを考えると、やはり開催は難しかったということです…
岡山は今季、雷雨で試合途中の中止、中断時間からの再試合もありましたし、今回といい、「晴れの国おかやま」と言われながら天気に泣かされています。
このようなレアケースがシーズンに数回あるのも、異常気象の表れなのかもしれません。
僕たちスポーツイベントに携わる業務は、このような自然災害で様々な影響を受ける場合があります。
それでも、できる限りの準備をして本番に臨む覚悟を持って仕事をしていきたいと思います。
以上、スポーツアナウンサー寺西裕一でした。