オールスター明け「阪神vs巨人」 | 現役スポーツアナウンサーから学ぶ、スポーツ実況に特化したアナウンス講座! 

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野球・サッカーの実況歴は各1000試合以上、競馬実況数は15000レースを超えています。数多くのシビアな現場を経験してきた現役アナが「喋るスキル」を通して、貴方の才能をアッという間にパワーアップします!

この度の西日本豪雨で被害に遭われた皆さまに心からお見舞い申し上げます。

被害が大きかった場所は、ご縁のあった所も多かっただけに心が痛みます…

何人かの方々には安否の連絡も致しました。

僕の知り合いで大きな被害に遭われた方はおりませんでした。

ただ、その方の知り合いには大きな被害を受けた方もいらっしゃったようです…

一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

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他方で、夏の高校野球地方大会も始まりました。

僕も和歌山大会、奈良大会の中継のお手伝いをしています(^^)


そしてプロ野球も後半戦のスタート!


甲子園の伝統の一戦「阪神vs巨人」の3戦目を実況しました。

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解説は元タイガース監督の岡田彰布さん。

この3連戦は「ウル虎の夏」と題して、選手もファンもイエローユニフォームで戦いました!


しかし…残念ながら…3連敗(>_<)

岡田さんには、勝負所の配球面で深い解説をいただきました。

陽岱鋼が5打点の活躍でしたが、いずれもインコースを攻めきれなかったバッテリーに一因がある、というお話でした。

チャンスで打席に立つ陽岱鋼は、基本的に右方向に打とうという意思があった。

そこにアウトコース一辺倒では、相手の思うツボ。

そこでインコースを有効に使う必要がありました。

一打席目の才木投手はインコースが真ん中付近にいってしまい右中間を破られました。

4打席目は、桑原投手が勝負にいったインコースが大きく外れ、その後の球を引っ張り込まれました。

いずれもインコースを有効に使えれば打ち取れていた確率が高かったわけです。

ちなみに巨人先発のメルセデス投手は、内外のコーナーワークが巧みでした。
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この日の甲子園は、風がなく蒸し風呂状態…

中継中はトイレに行けないので、水分をあまり摂らないようにしていますが、この日は汗の量が多くなり熱中症も心配だったのでペットボトルの水をおかわりしました…


それでも放送終了までトイレに行きたいとは感じませんでしたので、判断は正しかったようです。


皆さまも熱中症対策をしてくださいね、水分補給は大切です。カフェイン入りの飲料は利尿作用もあり、水分カウントはしない方がいいでしょう。


水分はノンカフェインでカウントしてくださいね!


以上、スポーツアナウンサー寺西裕一でした。