「カニツアーにて」 | 現役スポーツアナウンサーから学ぶ、スポーツ実況に特化したアナウンス講座! 

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火曜日、水曜日は毎年恒例のカニツアーへ行ってきました。

丹後半島の夕日ケ浦温泉、京都駅から直通でも2時間半はかかります。

アナウンサー仲間、総勢6人の参加となりました。

今年は雪が多く、この日もあいにくの曇り時々雪という天候。

天気のいい日は露天風呂から夕日が見える絶景を楽しめるのですが、今年は無理でした・・・


ただ夕食が始まればテンションは上がります!


カニ寿司・カニ味噌・カニ酢に始まり、蒸しカニ・カニ刺し・カニ天婦羅・カニ茶碗蒸し・カニしゃぶ・カニすき・雑炊、これに刺身の舟盛りとアワビの地獄焼きが付きます。

まさに「カニに追いかけられる」宴会になります。

あ、あと茹でカニが付きますが、これは土産で持ち帰ります。


もう10年くらい来ているので、魚の刺身は食べない、カニすきのカニは夜食用に取っておく等の裏ワザを使って「カニ対策」を立てて対処しています。


カニを頬張りながら「無事にカニツアーに参加できた幸せ」を感じます。

というのも、カニツアーは毎年1月の第3火曜日と決まっています。

どうしても、仕事が被ってしまう場合は仕方ないとして、参加しようと思えば参加できます。

しかし、仕事が順調でない場合は、呑気に年初からカニを食べる精神的・金銭的余裕がありません。

ある意味、ステータスシンボル的な宴会であり、自分への御褒美的な宴会でもあるのです。


実際、昨年に仕事が減り、今年も仕事が減ってしまった方は「自分への御褒美ができる状況ではない」と初めて参加を断念しました。

一見、平和そうなカニ宴会も、壮絶なサバイバルを勝ち抜いた者だけが享受できるという「シビアな現実」の上に成り立っているのです。

この先も気持ちよくカニツアーに参加するには、健康と仕事が充実しているという大前提が必要です。

笑うためには、歯を食いしばって壁を乗り越える瞬間も必要なのです。


次の日は城崎温泉まで脚を伸ばして、昼間から温泉に浸って夕方に解散します。


優雅なカニ三昧、温泉三昧の旅。


来年も、自分に御褒美を与えるために、この一年も走り続けます!


木曜日は、大学の講義です。


以上、スポーツアナウンサー寺西裕一でした。






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