木曜日はアナウンス講座 でした。
毎年、1回目の講座は「目標設定」をしています。
来年の同じ時期に、どんな自分になっていたいか。
昨年の「目標選定」を振り返ると、達成していることもあれば、一歩及ばなかったり、途切れてしまったことがあったり・・・。
どこで負荷をかけ、どこで無理をしないか。これが設定の難しいところです。
10分間でまとめてもらい、5分間で発表。その後、僕を相手に質疑応答です。
「アナウンス技術を高めたい」「仕事を増やしたい」「年収をアップさせたい」いろんな目標が上がります。
「技術を高める」は、何をもって、それを証明するかがポイントです。
これを突っ込むと「人の評価」とか「オファーが増える」とか「自分の判断」以外のところに頼ってしまいます。
しかし、「自己証明」を他人任せにすることは、目標設定としては危険です。
「何を感じているか」「どんな光景が目の前にあるのか」「どんなことが聞こえているか」を具体的にすることで「自分がどんな状態になっていたら達成が証明できるのかが大切なのです。
毎回、感覚トークをしているので、もっとスムーズに出てくるかと思いましたが、なかなか「自分の将来」を「見て」「聞いて」「感じる」ことは難しそうでした。
また、アナウンス技術の「直接的な目標」の他に、「間接的な目標」も上げてもらいました。
一人の受講生が素晴らしい目標設定をしていました。
それは「両親を自分が実況している現地に招待する」というものです!
「感謝の気持ち」は目標達成のための大きなモチベーションになります。
「人に支えられている」ことを実感でき、踏ん張りどころで「+α」の力が加わります。
彼が明確に「両親の喜んでいる姿」を「見て」「聞いて」「感じる」ことができれば、強力な目標設定になるはずです。
僕も挫けそうな時は「娘の笑顔」や「妻の声」や「妻や娘を抱きしめた時の感覚」を思い起こすようにしています!
昨年の夏以降に辛いことを乗り越えて年が越せたのも、「妻や娘に出会えたことを心から感謝する」という気持ちがあったからだと思います。
目標を達成するために自分にどんな負荷をかけるか。
ある受講生は「月に10レース」の自己練習を、「月に100レース」に大幅に増やしました。
できないと意味がないので「実現できる根拠」も必要になります。
「1日に3~4レースならギリギリできる範囲」と彼が言ったので、ぜひとも実現して欲しいと思います。
それぞれの2011年が本格始動!設定したことを実現・達成するために、しっかり負荷をかけながらお互いに成長していきたいものです。
土曜日は「うまDOKI」に出演 、メインレースの担当です。
15:00~KBS京都他「うまDOKI」 11レースパドック&実況担当