いつもと変わらず、ただ実況するだけなのに「新番組、初めてのレース実況」というフレーズに、妙に緊張してしまいました。(汗)
新番組で、「中継のセット」も「放送機材の配列」も「打合わせの時間」も変わりました。
キャスターも安田美沙子さん、サブキャスターも競馬アナでは最も若手の木村アナウンサー。何ともフレッシュです!
そんな中、実況アナウンサーのやることは「変わらない」はずなのに、「番組の空気感」が変わると影響を受けるものですね!
地に足が着かずフワフワした感じで、3000mの「万葉ステークス」を実況しました・・・。
その後は、京都金杯の勝利騎手インタビュー。
検量室前で小牧太騎手に話を聞きました。
今回は、通訳も必要なく(笑)スムーズに番組内に、全て入りました。
安田美沙子さん、ビックリするくらい顔が小さくて、華があって、スゴいものです。
ずっとメイクさんが控えていて(この女性もむちゃくちゃ可愛い)こまめにメイクを直していました。
同じ放送の世界でも、自分が浸ってきたスポーツ中継の世界とは別という感覚で、彼女たちを「画面の内側」から観ていました。
僕なんて「放送用メイク」は数回しか経験がありません・・・
もちろんビジュアルを求められていない僕には不要ですが。(笑)
今まで土曜日4時間の中継が1時間になり、スタッフも「疲れ方が違う~」と言ってました。
これまで長距離を走って来たのに、短距離で戦わなければいけなくなったのです。
使う筋肉が違い過ぎます。疲れるのは当然です。
僕たちが実況したレースも、生で流れるのは、たった2レース。
あとは、ほとんど放送されません。
それでも「やることは変わらない」のです。
露出する、しないに関係なく「全力で取り組む」のみです。
原田メソッドの原田隆史さんは「人はお金では買えない心の利益を得るために仕事をする」「仕事と思うな、人生と思え」と述べています。
馬券では損ばかりしていますが、心の利益を追求するために、全力で取り組んでいきます!
木曜日はアナウンス講座です。恒例の「目標設定」をしてもらいます。
以上、スポーツアナウンサー寺西裕一でした。
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