「新番組にて」 | 現役スポーツアナウンサーから学ぶ、スポーツ実況に特化したアナウンス講座! 

現役スポーツアナウンサーから学ぶ、スポーツ実況に特化したアナウンス講座! 

野球・サッカーの実況歴は各1000試合以上、競馬実況数は15000レースを超えています。数多くのシビアな現場を経験してきた現役アナが「喋るスキル」を通して、貴方の才能をアッという間にパワーアップします!

いつもと変わらず、ただ実況するだけなのに「新番組、初めてのレース実況」というフレーズに、妙に緊張してしまいました。(汗)


新番組で、「中継のセット」も「放送機材の配列」も「打合わせの時間」も変わりました。

キャスターも安田美沙子さん、サブキャスターも競馬アナでは最も若手の木村アナウンサー。何ともフレッシュです!


そんな中、実況アナウンサーのやることは「変わらない」はずなのに、「番組の空気感」が変わると影響を受けるものですね!


地に足が着かずフワフワした感じで、3000mの「万葉ステークス」を実況しました・・・。


その後は、京都金杯の勝利騎手インタビュー。


検量室前で小牧太騎手に話を聞きました。


今回は、通訳も必要なく(笑)スムーズに番組内に、全て入りました。


安田美沙子さん、ビックリするくらい顔が小さくて、華があって、スゴいものです。


ずっとメイクさんが控えていて(この女性もむちゃくちゃ可愛い)こまめにメイクを直していました。


同じ放送の世界でも、自分が浸ってきたスポーツ中継の世界とは別という感覚で、彼女たちを「画面の内側」から観ていました。


僕なんて「放送用メイク」は数回しか経験がありません・・・

もちろんビジュアルを求められていない僕には不要ですが。(笑)


今まで土曜日4時間の中継が1時間になり、スタッフも「疲れ方が違う~」と言ってました。

これまで長距離を走って来たのに、短距離で戦わなければいけなくなったのです。

使う筋肉が違い過ぎます。疲れるのは当然です。


僕たちが実況したレースも、生で流れるのは、たった2レース。

あとは、ほとんど放送されません。

それでも「やることは変わらない」のです。

露出する、しないに関係なく「全力で取り組む」のみです。

原田メソッドの原田隆史さんは「人はお金では買えない心の利益を得るために仕事をする」「仕事と思うな、人生と思え」と述べています。


馬券では損ばかりしていますが、心の利益を追求するために、全力で取り組んでいきます!



木曜日はアナウンス講座です。恒例の「目標設定」をしてもらいます。


以上、スポーツアナウンサー寺西裕一でした。








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