「お正月風景」 | 現役スポーツアナウンサーから学ぶ、スポーツ実況に特化したアナウンス講座! 

現役スポーツアナウンサーから学ぶ、スポーツ実況に特化したアナウンス講座! 

野球・サッカーの実況歴は各1000試合以上、競馬実況数は15000レースを超えています。数多くのシビアな現場を経験してきた現役アナが「喋るスキル」を通して、貴方の才能をアッという間にパワーアップします!



 中学校の吹奏学部は4日からスタート。


ところが昼過ぎには娘が帰宅したので、2日から世話に来てくれた東京の叔母と一緒に買い物へ出かけました。


そして、買い物帰りに娘の好物でもある焼肉を3人で食べに行きました。



正月明けの焼肉屋って混んでいるんですね~。最初に行ったところは10組待ち。別の店に行ったら20分くらいと言われたので待つことにしました。


混んでいるので、テーブルに座ってもオーダーがなかなか来ません、仕方ないですね・・・。


すると、近くのテーブルから怒声が・・・。


夫婦と小学生高学年くらいの息子の3人家族、父親が店員に「注文の品が遅い」と怒鳴っています。



叔母は迷惑そうに、その怒声の先を見ていましたが、僕は「自分も、あんな頃があったなあ・・・」と感じていました。



NLPを学ぶまでは、僕もイライラすることが多く、店員に嫌味を言うことが多かったのです。



その頃は「我慢することが格好悪い、言いたいことを言った方がいい」と思っていました。なので、よくイラついて店員に文句を言っていました。



ところがNLPには「地図は領土ではない」という教えがあります。


人には、それぞれ立場があり考えがある(=地図)。それを無理に変えようとしたり、考えや立場に配慮せず物事を言うべきではない(自分の領土にしようとしない)という教えです。



忙しい店員に文句を言ったところで、何も状況は変わらないのです。逆に店員に「うるさい客」と思われるだけです。



「忙しいのに大変だなあ」くらいに、ゆったり構えている方がいいのです。文句言ったって、店が忙しければオーダーに時間はかかるのですから。



自分の立場だけで物事を考えると、ついイライラしてしまいますが、いろんな視点に立って考えてみると「物事の捉え方」にも幅が出てくるので気持ちは落ち着きます。



イラつきそうになったら、その張本人の立場で物事を考えてみると「仕方ないな」と思考にゆとりが出てくるはずです。


何より、イライラ=ストレスは、感じている本人がもっとも悪影響を受けるのです。そんな自虐行為は避けたいですよね!




5日は京都競馬場で新番組の中継 です。どんなスタートになるのやら・・・。落ち着いて対応していきたいと思います。



15:00~ KBS京都他「うまDOKI」 10レース実況担当



以上、スポーツアナウンサー 寺西 裕一でした。