本のお話
絵本時代
特に大好きだったのがこの2冊…だった記憶。
このシリーズはめちゃくちゃよく読んだ。
シンプルで、だからこそ想像力も鍛えられた。
うさこちゃんことミッフィーちゃんはフォルムも大好きなので、社会人になってからグッズとして集めていました。
にしても、絵本って結構怖いものも多い。
特にこれはいまだにトラウマレベル
おばけに連れ去られるシーンがとにかく怖くて。
夜寝ないとおばけに連れていかれる!と思えば思うほど眠れなかったという逆効果絵本w
ちなみに本とは関係ないですが私の史上最大のトラウマといえば、NHKで放送されていたアンデルセンの「パンを踏んだ娘」。
画像検索で見つけたのですが、ここに貼り付けるのも怖いレベルのトラウマ。
「物を大切にしなければいけない」という教えだと思いますが…いまだに恐怖なのですw
その後習い事を始めてから本からは遠ざかった。
忙しくて本を読む暇がない。
友達と遊ぶ時間だって取れないのに…という時期。
でも変なところで要領がよかった私は、最初と最後そして途中だけ10ページずつ読んで感想文を書くような小学生だった。
ポエマー時代
そんな私も学生時代は恋する乙女?でした。
この頃よく読んでいたのが銀色夏生さん。
この辺りはかなり読み込んだ。
今読んでみたら意味がわからないものも多いが、それも含めて「わかる~」「うんうん」とぽわんと読んでいたのは恋をしていたからだろう。
現国の時間に同じようなポエムを作ったりもした。
ザ・若気の至り。
ちなみにこれ、森高千里さんなんですよね。
かわいい子だなぁと思っていたけど、数年経って爆発的に売れたのは驚いた。
そして大学を経て社会人になった頃ちょっとした挫折を経験。
その時にハマったのがいわゆる「純文学」
純文学時代
夏目漱石、芥川龍之介、太宰治。
読んだ読んだ。
初めての仕事でヒーヒー言いながら恋愛もうまくいかずめちゃくちゃ現実逃避したw
こじらせていた私はきっと「え?今読んでる本?人間失格」って言いたかっただけだった。
多分。
そんな暗黒期?を経てエッセイを読み漁る期が来た。
エッセイ時代
群ようこさん、原田宗典さん。
懐かしいなぁ。
読み漁ったなぁ。
最初にハマったのはこれ。
声を出して笑った思い出。
原田さんのはこれ。
懐かしい。
2冊とも今読んだらどう感じるだろうか。
中古本買ってみようかなw
リアル時代
この頃ハマったのがノンフィクション系。
特に沢木耕太郎さんのこれを読み漁ってました。
行ったことがない海外に思いを馳せてカルチャーショックを受けたり。
経験したことがないものを知れる面白さがあった。
ミステリー時代
これはまだ10年も経ってないくらい。
一番最近。
読んでいたのは湊かなえさん一択。
まずは映画から入ったんです。
あまりにも内容とラストが衝撃的で凄いものを観た…と放心状態になったのでした。
そこから本を読み漁ったんです。
夜行観覧車、白ゆき姫殺人事件、贖罪、往復書簡などなど。
どれも読み終わった後にいい意味でスッキリしない。
モヤモヤか気持ち悪さか衝撃が残る。
残像が消えないというかいつまでも引きずるというか。
それが嫌なんだけどクセになる。
そう考えると人をよくも悪くも惹きつける作家って凄いなぁと思ったりします。
とはいえ、ここ10年はほぼ活字から離れています。
どうしてもネットで記事やエッセイを読むことが多い。
一番最初に本を読むのがまぁまぁ好きと書いたのは、結局どっぷりと好きにはならなかったから。
今はどうしても本よりネット。
でも本を読む進めていくあの感覚、好きなんだよなぁ。
ネットとは違い、目に見えるページをめくりながら「今日はここまでにしておこう」「あと少しだけ読もう」「あと5ページ」なんて決めたりして。
1冊読んだら自分の内面が少し豊かになったようなそんな気がしていました。
そんな私が最近読んでいるのはこの方のクスッと笑える文章。