朝ドラ「虎に翼」第2週で、

離婚裁判中の夫婦の

妻の嫁入り道具の着物の返還請求の

裁判が描かれました。

 

当時の民法の

女性の権利の弱さ、どころか

権利など「皆無」な状況を

見ていて、↑この本のことを

思い出しました。

 

『三くだり半と縁切寺
 ―江戸の離婚を読みなおす―
高木侃・著 講談社現代新書

1992年3月発行

 

「男尊女卑の家制度によって

 圧倒的に不利な立場」にあり
「夫やその親の気に入らなければ、

 かんたんに離婚されたが、

 嫁の方からは夫にどんなひどいことを

 されてもたえしのび、

 自分から離婚を求めることは

 ほとんど出来なかった」

と思われてきた

江戸時代の女性たちが、

実はしたたかに、

離縁という状況を自ら選び

有利な条件に持っていく

ことができていた、みたいなことが、
「三くだり半」を中心とした

さまざまな史料をもとに

述べられています。
「縁切寺」のシステムや、

地方においてそれに代わる
駆け込み先があった話、

離縁はマイナスではなく、

人生経験として認められていた、
などなど、30年前の本ですが、

非常に興味深いです。
(「」内本文より引用、以下も同じ)

 

そして「虎に翼」の裁判と関連して

確認したかった一番のことは、

江戸時代の離婚における原則の一つ

「持参財産返還の原則」

「妻の衣類や家具などの動産は

 妻固有の財産であって、

 結婚によっても夫の所有に

 ならなかった」

時代小説でも妻を離縁したい、

または妻から離縁を求められたが

持参財産を返さないために

あれこれ悪だくみする、なんて

話があります。

 

それが一変したのが、
明治の民法制定後。

「江戸時代はタテマエにしかすぎなかった

 男尊女卑が明治民法によって

 法的に(ホンネとして)強制された」

 

「虎に翼」の舞台である
昭和の初めともなれば、

江戸時代の状況なんて

覚えている人はほとんどいないし、

上述したような誤った情報を

おそらく権力側(男性側)が

進んで流布していただろうから、

世間的に、女性の方も

そうだと思わされていたのでしょう。

だから「虎に翼」の暴力夫とその弁護士は

あんな偉そうに、「返還義務はない」

なんてふんぞりかえってるワケです。

男性側は、江戸時代の状況に

とっても不満や不安を

持っていたんだろうなあ・・・

民法を作ったエラいさんたちの中に、

自分自身や周囲が

痛い目に遭った人がいたんかもてへぺろ

 

【ぷろむなーどのゆる楽なお知らせ】

ピンクハートcoming soonピンクハート
 個人または少人数の親しいグループだけで

 受講できる

 ゆる楽バレエストレッチ🄬の

 予約制レッスン始めます

 

星ゆる楽バレエストレッチⓇオンライン@さがする

 1日の最後にゆるく楽しくカラダを緩めて楽に

 4月28日(日)21:00~21:45

 参加費1,000円
 詳細はhttp://sagasuru.jp/

 

星ゆる楽バレエストレッチⓇオンライン

 4月1日(月)、15日(月)
  14:00~14:45
 参加費1,000円
お申し込みはこちらのフォームから


星ゆる楽バレエストレッチⓇ@納屋hoccorito
 (兵庫県加古郡播磨町宮北2)
 4月19日(金)10:30~11:40
 参加費2,000円 定員4名
 お申し込みはこちらのフォームから
  

星西神中央文化センターレッスン
 ・ミドルからシニアまでゆる楽ストレッチ 毎木曜10:20~11:20

 ・体にやさしい大人の基礎バレエ  毎木曜11:25~12:40 
 ハートお申し込み、お問い合わせは078-991-5688
  
入会金無料キャンペーン中!


星ゆる楽着付け(出張着付け&着付けレッスン)
     入学式着付け受付中
  成人式や七五三の後撮り着付けも受付中

  動いても楽ピンクハート食べても楽
  楽なカラダの使い方ができる着付け

  お気軽にお問合せください照れ

  promenade.y.com☆gmail.com
  

ゆる楽なレッスンはこんな感じのコトやってます照れ
セルフケア、セルフメンテナンスにも!
言葉だけで伝える「読んでストレッチ(仮)」
インデックスコチラ
(記事タイトルだけではどこを動かすかなどが

 わかりにくいものに注釈つけましたニコニコ)