演じる・・・ | YOUの備忘録

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65歳を過ぎ、42年間のサラリーマン人生を最終卒業しました。 只今、アルバイト探しのプー太郎毎日です。(^^) 自由気儘な温泉旅行と呑み食べを楽しみに、日々韓国ドラマをたのしんでまーす。 気が向いたら、またブログを再開するまで、暫し骨休み〜(^_-)

今夜も月が綺麗だね~。
帰宅前の会社で、駐車場まで歩く間、月と金星が綺麗に見えると何だか嬉しい気がする。
特に今夜は仕事上のことだけど、少しだけ晴れた部分があったからホッとしたのかな。

そうして帰り道。
家に着いて、いつものパターンでお風呂へ。
上がって、33年目の晩酌の開始ってとこかな。
オレ・・・そこそこに「イイ亭主」「イイ旦那」「イイ父親」を演じてるんだよね。
そんな想いを綴ったHPがあったので紹介したい。

  同じ屋根の下で暮らす家族は、それぞれが家族としてバランスをとろうとしている場合が多い。
  夫婦の仲がわるくなると、こどもが病気になったり、父親が浪費家だと娘が倹約家になったり。
  お互いが知らず知らずにバランスをとるようになります。

  倹約家の男女2人が結婚すると、どちらか一方が自然に浪費家になったりすることが少なくない
  そうです。
  大人どうしでさえ、知らず知らずのうちに、やくわりを演じるようになるのですから、子供なら
  なおさらバランスをとろうとしています。

  少し、たとえを変えてみます。
  腸内の細菌は9才ごろバランスがとれるそうです。
  口の中の細菌も幼少期にバランスがとれます。
  特に、口の中の細菌バランスは、それ以降、変化することはほとんどありません。
  幼少期に、虫歯の原因になる(酸を生成する)細菌に感染しなかった場合、その後ずっと虫歯に
  なりません。
  虫歯菌以外の細菌でバランスがとれて、虫歯菌が入り込む余地がありません。
  但し、習慣によるバランスの変化はあります。
  腸内細菌の場合、幼少期は善玉菌が優勢ですが、長年の食習慣によって少しずつ悪玉菌が優勢

     になることがあります。
  良くも悪くも、人は、いったんなにかでバランスをとると、それからの変化が難しくなるようです。

  会社などの組織でも、どうやら人はバランスをとるための役割を演じているようです。
  例えば、あまり活躍していない人材を解雇しても、すぐに別の人が活躍しなくなることがよくありま

     す。
  問題をひきおこす人を解雇しても、すぐにまた別の人が問題をひきおこしたりします。
  実は、問題をひきおこす人が問題なのではなくて、問題をひきおこしている人以外の構成バランス
  が問題であることも少なくないようです。
  どれだけ対応しても問題をひきおこす人があらわれるようなら、組織のありかたを見直す必要が
  あるのかもしれません。

  さてさて、そういった現象から2つ思うことがあります。
  1つは、いったん悪いポイントでバランスをとってしまうと、人はなかなか修復・改善が難しくなるこ

     と。
  2つめは、集団のなかで、知らず知らずのうちに自分の望んでいない役割を演じているかもしれな

     いこと。

  1つめの場合、好きでもない相てと、我慢して交際しているのは分かっていても、他の私生活も
  それにあわせてバランスをとっているので、なかなか別れることができなくなったりします。
  「別れればすむ話だ」とついつい思いがちですが、別れるだけではバランスが崩れてしまうので、
  決心がつきにくくなっていたりします。
  こんなときは、「別れればすむ話」と、単純な問題にしてしまわず、自分の生活のバランスを見直
  すチャンスにしたいものです。

  2つめの場合、ある集団のなかで自分自身が楽しく活躍できていないと感じる場合、何かの役割を
  演じさせられている可能性を考えてみるのもいいと思います。
  人はだれもにいいところが備わっていて、あとはそれを発揮しているかどうかです。
  発揮できていないと自分で感じるなら、あえて変化をおこすことも必要かもしれません。

誰にでも当てはまるような、優しい言葉で書かれたHPでした。
オレなら、自分自身を含めて、もっと厳しい言葉で表現してもいいくらいかな。
ただ「演じる」って、ごく普通の生活をしてるようでも、ドキッて感じることが多いのは確かだね。

オレは「アクター」で、演じることが一生の仕事・・・かな。
プロなら完璧にこなせなくっちゃね。