春よ来いっ | YOUの備忘録

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65歳を過ぎ、42年間のサラリーマン人生を最終卒業しました。 只今、アルバイト探しのプー太郎毎日です。(^^) 自由気儘な温泉旅行と呑み食べを楽しみに、日々韓国ドラマをたのしんでまーす。 気が向いたら、またブログを再開するまで、暫し骨休み〜(^_-)

今週の休みは今日だけ。
無意識にちょっと感じた寂しさも手伝ってか、近くの風呂屋(スーパー銭湯)へ行くことにした。
何と、奥様も息子サマも付いてくると言う。
珍し・・・。

11時過ぎくらいに銭湯に着いて、結局午前中はサウナ1セットね。
それからビール、ビールっ!
ついでに、息子サマの要望で冷酒も2本いっちゃったー。

これらのアルコールを抜くのに、結構力が要ったよ。
岩盤浴に長~く入ってたら、眠くなってしまってチムジルバンで思いっきり寝てしまった。

目覚めてサウナと露天風呂、最後にシャワーで仕上げて、買い物しながら帰宅ね。
家に帰ったら、逆に何か疲れてしまったような...。
でも、自宅の風呂に入ったら、肌がスベスベして岩盤浴の効果がよーく分かったよ。

夕方、雨戸を閉めようと空を見上げたら、遠く西の空があかね色に・・・。
そういえば春の星座が途切れてたっけ。
今夜はその続きね。

 《かんむり座の神話 ~花嫁の冠、天に召され~》
  エーゲ海に浮かぶクレタ島には、かつて強大な王国が栄えていました。
  ギリシャ本土のアテナイ(アテネ)は島の王ミノスの侵略を受け、その支配に苦しんでいました。
  その中で特に酷であったのは、毎年7人の少女と7人の少年を怪物ミノタウロスの犠牲として差し
  出すよう命じられていたことです。
  ミノタウロスとは牛の頭と人間の体をもち、王宮の奥深く隠れすんでいる怪物です。

  苦しむ民を救うべくアテナイの王子テーセウスは自ら志願し、クレタ島に送られます。
  少年少女たちに加わったのです。
  彼らはまずミノス王の下に連れて行かれました。
  そしてその場に居合わせた王の娘アリアドネは、テーセウスの雄雄しい姿を一目見て恋に落ちまし

     た。
  ミノタウロスを退治したいというテーセウスの決心を聞いた王女は、彼を助けることにしました。
  アリアドネはテーセウスを迷路の入り口に案内し、赤い毛糸の玉を渡して毛糸の端を持ちました。
  王子は毛糸の玉をほどきながら奥へ奥へと進んでいき、そして首尾よく怪物を倒し、毛糸を伝って
  王宮を抜け出すことが出来ました。
 
  テーセウスは少年少女を助け出しアリアドネを連れてクレタ島を密かに船出しました。
  途中、船はナクソス島に立ち寄り、一向は島でキャンプをしてました。
  眠りについたテーセウスは夢の中で、アテナイの女神のお告げを聞きました。
  アリアドネを置いて、すぐに出発せよというのです。
  テーセウスは仕方なく船を出ことにしました。
 
  夜が明けて目を覚ましたアリアドネは悲しみにくれました。
  そこへやってきた酒の神デュオニソス(バッカス)は彼女を慰め、彼女を妻に迎えました。
  結婚の贈り物として、デュオニソスは美しい冠をアリアドネの頭に置きました。
  こうして彼女は幸福な日々を送りました。
 
  やがてアリアドネが亡くなると、デュオニソスはこの冠を星空の中に飾りました。
  これが「かんむり座」であると言われています。

  神話の上では「アリアドネの冠」ですが、天文学上はいて座の南にある、南の冠座と区別する為、
  ラテン語「北の冠」を意味する「コロナ・ボレアリス」と呼ばれています。
 
  面白事に埼玉県の秩父地方では、冠座を「首飾り星」と呼んでいました。
  平安中期の武将、平将門は藤原秀郷との戦いに敗れました。
  その原因は娘の桔梗姫が秀郷と内通したためと信じた将門は姫を成敗してしまいました。
  桔梗姫の死をおしんだ秀郷が、彼女の首飾りを空に投げるとこの星になったと伝えられています。

かんむり座ってマイナーなんだよね。
知ってる人の方が少ないの。
でも、こんな物語もあるんだよー、マイナーでもね。

そうそう、春と言えば「スピカ」だね。
次はスピカの物語を探しておくよ。
おとめ座の物語と一緒にね...。

おやすみなさーい♪